稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

小中学生の通学路の安全対策〜通学路交通安全プログラム〜

稲沢市議会議員のしちおうです。

先日、市民の方から小学生の通学路について相談を受けました。

内容としては、子どもたちの通学路で危険な道がある。車通りが多い交差点なので、車の侵入を防ぐガードパイプが必要ではないか?とのことでした。

さっそく現地を確認すると、確かに。車道と歩道との間が狭く、危ない。どうやら以前はガードパイプがあったそうですが、事故により損傷し、撤去されたようです。

担当課がすぐに調査をし、ガードパイプの復旧など対応を検討してくれることになりました。

 

稲沢市では小中学校の通学路に対して、特別に予算組みをして、対応してくれています。

背景としては、2012年に全国で登下校中の児童が死傷する事故が相次いで発生。小学校の通学路を関係者で緊急合同点検し、対策を行ってきました。これを通学路交通安全プログラムとして整備し、継続的に通学路点検→危険箇所への対策→効果の確認をしてくれています。

※ 近年、さらに対策を強化するため、学校を3グループに分け、3年かけて調査・対策・検証を行なう手法を改め、2グループ、2年サイクルで行なっている。

 

ぼくは、2019年に滋賀県大津市の県道交差点で、信号待ちをしていた保育園児らの列に自動車が突っ込む事故が発生したことを受けて、議会で通学路の安全について取り上げました。

保護者は子どもに対して、学校でいろいろなことをいろんな人と学んできてほしいと思っていますが、それよりなによりも大切なのは無事に帰ってきてほしいという願いだと思います。

言葉にすることも意識することもない、些細な。それでいて根源にある願いが当たり前に叶うように、子どもたちの通学路の安全をさまざまな手段で守っていかなければなりません。

 

ちなみに、冒頭に書いた通学路では、相談主の方が自ら子どもたちの通学時に見守りをしてくれています。理由は、子どもたちの様子を見てて危ないと思っているのに、事故が起きたら自分が何もやってなかったことに後悔すると思ったからと。すごいですよね。頭が下がりますし、こういう大人たちの力で地域の安全は守られていると気付きます。

ぼくも頑張らなきゃなって思う。

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稲沢市議会議員 しち おう/志智 央
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