稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

稲沢市議会の議会報告会が5年ぶりに開催されます

稲沢市議会議員のしちおうです。

5月25日に稲沢市議会の取り組みを紹介する議会報告会が開催されます。

なんと5年ぶりの開催です。

 

全議員が参加して、議会の取り組みを紹介したり、委員会ごとに分かれてテーマに基づいた意見交換をしたりします。今年は午前に祖父江生涯学習センター「ソブエル」で、午後に稲沢市勤労福祉会館で行います。

・5月25日(土)
午前の部:祖父江生涯学習センター「ソブエル」 10:00〜11:30

午後の部:稲沢市勤労福祉会館 14:00~15:30

第1部で議会の報告会(新年度予算の報告、行政視察の報告等)

第2部で意見交換会(総務委員会はシティプロモーションについて、文教厚生委員会はフレイル予防について、経済建設委員会は災害対策について、みなさんと意見交換させて頂きます) 

【過去の様子】

議会報告会は、コロナ禍で中止が続き、昨年は個人的に市政報告会という形で開催しました。


 市民の代表として選んで頂いた我々が、何をしているのかをお伝えするのはとても大切なことです。これは初当選以来ずっとこだわってきた部分で、個人的に推し進めてきたことですけれど、このように全ての議員が一同に介して市民のみなさんと向き合う機会は少ないので、私も楽しみにしています。

議会報告会を開催します | 稲沢市

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第52回いなざわ植木まつりに行ってきました。けれど…

稲沢市議会議員のしちおうです。

植木苗木の町である稲沢市で「第52回いなざわ植木まつり」が始まりました。

私は4月20日の会場式と、その後家族を連れて二度お邪魔してきたので、様子を紹介します。

 

国府宮神社を会場に、植木・苗木の即売会や寄せ植え体験等のイベント、キッチンカー等の出店がありました。

植木・苗木の即売会は市価の2割引程度と言われていますが、実際に見に行ってみるとそれよりも安く感じるくらい、お値打ちで、立派なものが多くありました。

私は母の日を前に、植木まつりで公式にオススメされていたレモンと、ミニバラを購入しました。実が生る、食べられるって良いですよね(花より団子の精神)喜んでくれると良いです。実家に帰る前に枯らさないように注意です。

祭りは、9時半〜17時、4月29日までやっています。

例年だと、ここで「みなさんも是非行って下さいね」とPRするのですが、今年はそういう気分になれません。あえて厳しいことを書くと、事前受付している体験講座でも受けない限り、見どころが少ないからです。

 

私は稲沢が植木の町であることを実感できるこの植木まつりが大好きです。

植木苗木の生産者を応援したいし、この祭りを通して利益が上がるようにしたい。そのためにはたくさんの人に来場して頂く必要があり、購買者、来場者の裾野を広げる必要があります。

私も含め、大きな庭を持つ人ばかりではないから、気軽に育てられる緑を取り入れる。具体的には手入れの簡単な観葉植物、ハーブ、多肉植物なども取り扱う。体験型の講座を毎日開いて、事前受付なく出来るものも作って、植木苗木の良さにまず気付いてもらう。将来の客を増やす。緑だけでなく、花も売って気軽に持ち帰れるようする。など、これまで様々な提案をしてきました。

数年前から植木まつりに「グリーンフェスティバル」という副題が付き、体験型講座が増えたり、切り花が売られるようになったりしました。少しずつ、本当に少しずつですが、変わっていくのかな、と思いましたが、今年は昨年あった講座も無くなっていたり、私が見た中では切り花もありませんでした。参加して下さっている生産者さんは5つのみで、国府宮神社の参道の多くは使われていませんでした。

 

残念です。心から。

私は植木にはまだまだ可能性があると信じているから、余計に。

 

これで満足なのだろうか。限界なのだろうか。もっと出来ることはないのだろうか。

少なくとも上述したことのいくつかに本気で取り組むだけで変わると思うのだけれど、50年以上続く今までの歴史があって変えられないのなら、いっそグリーンフェスティバルを主題として、自然が好きな人が来やすいサリオパークでマルシェと体験講座を中心にやったら良いのではないかと思う。地元の農産物等ももっとたくさん扱って、植木だけじゃなく、稲沢の魅力全盛して、最終的に植木を買ってもらうよう段階を踏んではどうか。

 

いずれにせよ、このままでは、重要な産業が衰退してしまう。その危機感を共有した上で、変わらなければならない。だって、変わっていける力はあるのだから。

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稲沢市監査委員の前半戦の山場「講評」がありました

稲沢市議会議員のしちおうです。


先日、監査委員の前半戦の山場である講評がありました。

・監査委員とは?

 市の事務事業が、効率的・能率的に行われているか、法令等の定めに従って適正に行われているか、等をチェック(監査)するもの。



 

講評は数ヶ月に渡り市役所の各課の監査を終えて、市長はじめ副市長、教育長、総務部長、財政課職員らに対して結果をお伝えする場になります。

監査委員は私の他に県職員のOB、税理士の三人で務めており、普段の監査とは別にそれぞれでテーマを決めて、お話をしました。私からは細かいものも含め、以下の四点についてお伝えしました。


① 組み戻しの抑制

銀行で振り込みを行う際に、口座番号が間違っているなどして送金できず、改めて申請すると「組み戻し費用」というものがかかります。

この手数料が年間約30万円かかっており、市民の利益には全く繋がらない無駄なコストなので抑制のために誤りが発生しづらい仕組み→ 銀行口座番号の写しを添付するなどをしてはどうか?と提案しました。

② 美術館審議会委員の報酬見直し

市の計画作りなどのために外部人材を招いた審議会がたくさん開かれていますが、荻須記念美術館に関する審議会の出席者への報酬が高額だと感じています。

具体的には、年2回、一回2時間以下の会議で年約4万円。日額にすると約2万円。時給換算すると約1万円。一宮市三岸節子記念美術館の日額約7千円と比較すると高額になっています。

美術館以外の委員報酬も他市町村を調べ、比較すると差があるものがあるため、適正な金額になるよう調査をして下さいと要求しました。

③ 持続可能なおでかけタクシーの利用

75歳以上の高齢者等を対象にタクシー利用料金の半額補助する「おでかけタクシー」という制度があります。

利用者によって使用回数は異なりますが、年間200回を超える利用者もいて、市の費用負担が年々増加しています。

現在の利用の仕方では10年後あるいは高齢者数がピークを迎える20年後には持続できないため、上限回数の設定含め見直しをして頂くよう要望しました。

④ 子ども会の補助について

稲沢市の子ども会への補助金制度はなく、子ども会を束ねる組織「子ども会連絡協議会」(略して市子連)に補助を出すことで加盟する子ども会への支援を行っています。

しかし、この市子連に加盟する子ども会は限定的かつ近年脱退が相次いでいます。このままでは子ども会の維持自体ができないため、老人クラブのように地域の各子ども会に直接補助を出す方式に改めるよう提案しました。




 

以上です。

監査は議員の中でも実際に監査委員をした人でないと、その働きぶりは分かりません。なので、市民からは余計に見えにくい役割だと感じます。しかし、市の課題を見付け、指摘し、改善に繋げるとても重要な役割であると私自身分かってきました。

これからの後半戦も頑張ります。また報告しますね。

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