少なくとも二週間に一回は図書館に通っている稲沢市議会議員のしちおうです。
稲沢市では、7月から電子図書館を始めました。電子図書館というのは、電子書籍をパソコンやタブレット、スマートフォンなどで、借りて読むことができるサービスのことです。
来館せずに貸し出しできるのは元より、文字の拡大ができたり、一部の書籍は音声読み上げに対応していたり、絵本によっては登場人物が動いたりします。
どうやって利用するのかと言うと、
すでに図書館貸出券を持っている方は、ホームページにIDとパスワードを入力するだけです(利用者IDは図書館貸出券に記載されている9ケタの数字で、パスワードは生年月日+8桁の数字→例:19861202。インターネット予約する時と一緒ですね)
図書館貸出券を持っていない方は、新たに図書館の窓口で登録する必要があります。なお、注意点としては、図書館貸出券は稲沢市に在住していなくても、在勤・在学していれば取得できますが、電子図書館は稲沢市在住の方のみになります。
実際に使ってみて感じたのは、文字の拡大などができるのは便利である一方で、
⑴ 一般に流通している個人向け電子書籍とは異なり、オフラインで使用できない
⑵ 出版社が図書館での貸出について利用を許可したものだけなので、本が少ないということ
⑵ に関しては、稲沢市に限らずこれから全国的に電子図書館あるいは電子書籍の普及は増していくので、蔵書数は増えていくと思われます。
本は紙で読みたい派の方は多いと思いますが(ぼくも仕事の資料はデジタルが良いけど、ふだん読む本は紙が良い)、興味のある方は一度「電子書籍ってこんなものか」と体験してもらえると良いと思います。意外と適しているかも?