稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

全国に広がるオンライン議会に乗り遅れるな…!

稲沢市議会議員のしちおうです。

新型コロナウィルス感染症をキッカケに導入に対する機運が高まったオンライン議会。

2020年4月に国が「委員会に限って議場に集まるのが困難な場合はオンライン出席も可能」と全国の市町村に通知。いくつかの都道府県、市町村が導入に動いた。

なお、「委員会に限って」と念を押されている通り、議案を議決する本会議の出席は不可(地方自治法に”議員が現に議場にいること”と定義されていて、法改正が必要になる)

中日新聞の報道によると、16都道府県議会(全体の34.0%)、116市町村議会(全体の6.7%)が制度上はオンライン議会が出来るようにしているそうです。愛知県だと愛知県議会、豊田市議会、知立市議会が整備済みで、豊田市議会に至っては実際に運用もしたとのこと。

 

正直、もっと低い導入率だと思っていました。

驚いたし、希望に思うし、置いてかれている稲沢市に焦りも感じています。

 

ぼくは以前に新型コロナウィルス感染症の濃厚接触者になって、自宅待機をしていました。

ちょうどその時が議会中で、開会日に出席することが出来ませんでした。とても悔しかったですし、ひときわ重要な議論の場である一般質問や委員会質疑、そして、議員として最も重い本会議の議決に加われなかったら…と思うと、本当にこわかったです。

 

オンライン議会は感染症の流行だけでなく、災害や介護、育児などでどうしても議会の現場に行けない人や、時にも有効です。

いまは端末やネット環境などの体制整備で壁がありすぎますが、稲沢市議会の中で議論が進んでいるタブレット端末の導入が叶う暁には、自分の経験も踏まえてオンライン議会に対応出来るよう提案したいと思いました。

 

ちなみに、オンライン議会に取り組まれている市町村の勉強会に出たことがありますが、オンライン議会導入済み都道府県、市町村議会ほど議会改革に熱心である傾向があります。それは時代の変化に合わせて柔軟に自分たちのあり様を変えていける姿勢を持っているからだと感じます。稲沢市議会にもきっとその力がある、いまはただ眠っているだけ、だと思うので、呼び覚ませるように周りの人たちと力を合わせて取り組んでいきます。

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稲沢市議会議員 しち おう/志智 央
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