稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

第52回いなざわ植木まつりに行ってきました。けれど…

稲沢市議会議員のしちおうです。

植木苗木の町である稲沢市で「第52回いなざわ植木まつり」が始まりました。

私は4月20日の会場式と、その後家族を連れて二度お邪魔してきたので、様子を紹介します。

 

国府宮神社を会場に、植木・苗木の即売会や寄せ植え体験等のイベント、キッチンカー等の出店がありました。

植木・苗木の即売会は市価の2割引程度と言われていますが、実際に見に行ってみるとそれよりも安く感じるくらい、お値打ちで、立派なものが多くありました。

私は母の日を前に、植木まつりで公式にオススメされていたレモンと、ミニバラを購入しました。実が生る、食べられるって良いですよね(花より団子の精神)喜んでくれると良いです。実家に帰る前に枯らさないように注意です。

祭りは、9時半〜17時、4月29日までやっています。

例年だと、ここで「みなさんも是非行って下さいね」とPRするのですが、今年はそういう気分になれません。あえて厳しいことを書くと、事前受付している体験講座でも受けない限り、見どころが少ないからです。

 

私は稲沢が植木の町であることを実感できるこの植木まつりが大好きです。

植木苗木の生産者を応援したいし、この祭りを通して利益が上がるようにしたい。そのためにはたくさんの人に来場して頂く必要があり、購買者、来場者の裾野を広げる必要があります。

私も含め、大きな庭を持つ人ばかりではないから、気軽に育てられる緑を取り入れる。具体的には手入れの簡単な観葉植物、ハーブ、多肉植物なども取り扱う。体験型の講座を毎日開いて、事前受付なく出来るものも作って、植木苗木の良さにまず気付いてもらう。将来の客を増やす。緑だけでなく、花も売って気軽に持ち帰れるようする。など、これまで様々な提案をしてきました。

数年前から植木まつりに「グリーンフェスティバル」という副題が付き、体験型講座が増えたり、切り花が売られるようになったりしました。少しずつ、本当に少しずつですが、変わっていくのかな、と思いましたが、今年は昨年あった講座も無くなっていたり、私が見た中では切り花もありませんでした。参加して下さっている生産者さんは5つのみで、国府宮神社の参道の多くは使われていませんでした。

 

残念です。心から。

私は植木にはまだまだ可能性があると信じているから、余計に。

 

これで満足なのだろうか。限界なのだろうか。もっと出来ることはないのだろうか。

少なくとも上述したことのいくつかに本気で取り組むだけで変わると思うのだけれど、50年以上続く今までの歴史があって変えられないのなら、いっそグリーンフェスティバルを主題として、自然が好きな人が来やすいサリオパークでマルシェと体験講座を中心にやったら良いのではないかと思う。地元の農産物等ももっとたくさん扱って、植木だけじゃなく、稲沢の魅力全盛して、最終的に植木を買ってもらうよう段階を踏んではどうか。

 

いずれにせよ、このままでは、重要な産業が衰退してしまう。その危機感を共有した上で、変わらなければならない。だって、変わっていける力はあるのだから。

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