稲沢市議会議員のしちおうです。
昨今、登下校中の子どもたちの列に車が突っ込み、死傷する痛ましい事故が多発しています。
稲沢市でも事故後の緊急点検はもちろん、定期的に学校と市役所が協力し合って危険箇所の点検および改善を行なっていますが、危ないと感じる場所がまだたくさん残っています。
・通学路安全プログラム
稲沢市では「通学路安全プログラム」と言って、学校と市役所、保護者らで協議を行ない、危険箇所の洗い出し、改善策の検討と実施が行われています。
これまで3年に1度の見直しでしたが、2年に1度の見直しに頻度を上げ、1年目:意見集約→2年目:対策→3年目:効果検証・意見集約→:対策。というサイクルで実施していくことになりました。
いま、ぼくも3つの小学校区から相談を頂いていて、現地を確認したり、保護者や子どもの登下校の見回りをして下さっているスクールガードの人、学校の先生、市役所の職員らから意見を聞くなどして、対応に追われています。
たとえば、こちらの道。
写真左下隅と写真奥の二箇所に”押しボタン式の信号”があります。もともとは信号が赤から青に変わる間に通学団の列が待避する場所が写真右側にありました。しかし、その場所に薬局が建設されることになり待避所が消失。道路幅が狭いことと、近くに薬局の車の出入り口もあることから非常に危険になっています。
解決策として、⑴ 横断歩道の位置を斜めに引き直して、薬局の前を通らなくする。⑵ 薬局に待避所を設けてもらう。⑶ 通学路を変更する。などが考えられていますが、それぞれの策にメリットとデメリットがあったり、市道と県道とが交わるために調整に手間がかかったり、さまざまな利害関係がぶつかったりして、調整が難航しています。
一つ一つの危険箇所に、それぞれの事業、背景があって、どうすれば解決できるのか頭を悩ませています。
しかし、子どもたちの登下校の安全は必ず守らなければいけないので、微力ではありますが、方々に足を運んで解決策を探っています。
3つの小学校区、すべて、一歩前進できると良いのだけどなぁ…がんばろう。。
議員って何しているの?と聞かれることが多いですが、こういうこともしています。いろんな関係者の話を聞いて、調整したり議論の交通整理したりすることが本当に多いので、もっと上手になりたいです。
forms.gle稲沢市議会議員 しち おう/志智 央
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