稲沢市議会議員のしちおうです。
先週末に稲沢市で「BO-KEN あいち in 稲沢」が開かれました。
・BO-KENあいちとは?
愛知県警が行なう「子どもを守るための安全対策講座」
防犯の「ぼう」と、体験の「けん」を組み合せ「BO-KEN(ぼうけん)あいち」としている。
2021年12月4日に稲沢市で初めて開催された。
内容は、あやしい人の見分け方(見た目だけで不審者を見分けるのは難しいため、じっと見つめる、つきまとう、しつこく話しかける等の動きを見て、注意すべき人を見分ける)について警察官の話を聞いたり、実際に不審者から走って逃げたり、防犯ブザーを鳴らしてみたりする体験を通して、いざという時に備えられるようにしていました。
・不審者からの聞き取り調査では、子どもに逃げられた場合に20m以上離れると約75%が「あきらめる」と回答しており、このことから20m以上の距離を走って逃げる体験が組まれていた
いざという時を想定して、日頃から訓練をするのはとても大事ですよね。
実は2019年9月議会で「子どもたちの登下校の安全」をテーマに議論をしたことがあります。
その際に、不審者が現れた時、約2割の子どもは恐怖で動けない。「声を出す」「逃げる」などを言い聞かせるだけでは充分ではなく、具体的に、ランドセルが重くて走れない時は捨てるなどを伝える必要がある。また、子どもを誘う声かけの傾向を学べるようロールプレイを用いた防犯教室を積極的に進めてほしいと要望していました。
そのことがキッカケになったわけではないと思いますが、稲沢市でこの取り組みが開催されて良かったですし、これから他の地区にも広がっていくことで、稲沢市がより安全な町になっていくことを願っています。