稲沢市議会議員のしちおうです。
本日、6月議会の閉会日でした。最終日に提案された議案の一つに、水道料金の半額免除というものがありました。
これは、エネルギー、食料品価格等の物価高騰の影響を受けている方々に対する経済的支援策として、国が市町村に交付したお金を活用したものです。水道料金の準備料金1検針分の半額免除なので、一般家庭では770円の割引き、負担減になります。
770円。
いや、分かります。分かりますよ。
水道料金の半額補助と聞いて、「やったー!」と思われた方も、「水道の利用料ではなく、準備料金だけ!?」「770円…だけ…だと?」と思われたと思います。協議の場でも実際にそのような意見が出ましたが、これでも国の補助金だけでは足りず、市民のみなさんから頂いた税金を足してようやく実現できたものになります。
国からの交付金:約4,267万円
水道料金の半額補助にかかる費用:6,100万円
差額の約1,800万円は市費
国の交付金を受けて、何をするか?は各市町村の判断になります。
内部では他の案も出たそうですが、一部の方のみ利益を受けるものであったため、市民と事業者に広く恩恵を行き渡らせる手段として水道料金の免除が選ばれました。
9月〜10月検針分が対象となります。ほとんどの人は無意識のまま、割り引かれたことに気付かない気がしますが…情報共有させて頂きますね。