稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

ガザ地区における人道的停戦を求める決議案について

稲沢市議会議員のしちおうです。

議会は、一定の問題に対して「我々はこう思う、こう考える」と意思表示や意見表明を行うことがあります。それを決議と言い、直近だと稲沢市議会でも「ロシアによるウクライナ侵攻に抗議する決議」を行いました。

あれから約2年経過しましたが、いまだにウクライナとロシアの戦争は続いています。

 

世界では他にも、イスラエルパレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスとの間で戦争が行われています。ウクライナとロシア以上に、過去から続くとても根深い問題を抱えた争いですが、市井の人々がたくさん亡くなっており、平和が脅かされているという点では同じです。

 

したがって、この戦争に対しても、稲沢市議会で何らかの意思表明ができないか?と思い、本議会において働きかけを行いましたが、どうやら全会一致での提出が叶わなさそうです。

 

決議という性質上、全会一致で出したいという思いもあり、決議案として日の目を見ることはなさそうですが、しちおうはこう思っている。ということを残すために、決議案の文面を載せます。

パレスチナ自治区ガザ地区における人道的停戦を即時に求める決議(案)

令和5年10月7日にパレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスイスラエルに攻撃を仕掛けたことを契機として、イスラエル軍が報復に乗り出してから5か月以上が経過した。

双方の死者は3万人を超え、犠牲となった民間人の約7割は女性と子どもであると報道されている。 これまでガザ地区で起きた他の紛争と比べても、民間人の犠牲者の多さは前例のない危機的な状況となっている。

稲沢市は非核・平和都市宣言をし、恒久平和の実現に向けての取り組みを進めてきた。稲沢市議会もこの思いを共にし、紛争地区の即時かつ恒久的な停戦と国際人道法及び国際人権法の遵守を強く求める。

以上、決議する。

決議には何の拘束力もありません。ただ、遠く離れた国でも「あなたのことを気にかけている」と示すことが、何かの力になることを願って。戦争地域の一刻も早い停戦と、平和が再び訪れることを心から祈っています。

稲沢市議会議員 しち おう/志智 央
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