稲沢市議会議員のしちおうです。
今日のテーマは、地方議会のオンライン化です。
コロナで自宅療養して痛感したことの一つが、議会にオンラインで出席できたらどんなに良かったかということでした。
地方議会のオンライン出席については、コロナを契機に議論が始まり、地方自治法の規定によって委員会は条例で定めれば可とする判断が出されていました。今月頭には、本会議の一般質問も可能であるとの見解が総務省から出され、大きく前進しました。
つまり、地方自治法によって定められた本会議での採決、採決のための質疑や討論以外はオンラインで参加できますよ、ということですね。
昨年1月時点で、全自治体の7.6%にあたる135の議会が必要な条例改正を行い、このうち35の議会で実際にオンライン委員会が開催されています。このデータからすでに1年以上経過していますし、一般質問のオンライン出席可の報せを受けて、取り組む議会は増えていくと思います。
また、コロナ禍を受けて議論が始まった議会のオンライン出席は、病気療養以外に子育て中あるいは災害時などにも有効です。
現在、稲沢市議会ではオンライン出席のための条例改正はもちろん、議論もされていません。そのための設備が整っていなかったから、というのが理由ですが、来年度からは稲沢市議会でもタブレット端末が導入される予定です。
これを機に、議会機能の強化の観点からオンライン出席できるよう働きかけていきたいと感じました。
コロナ禍で失われてしまったと嘆くのではなく、コロナ禍を経てなにかを得られるようにしていきたいですね。プラス、ぼく自身、コロナになったからこそ前進できることがあったと思いたいので。
稲沢市議会議員 しち おう/志智 央
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