稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

稲沢市の子育て支援〜プールなど公共施設の子ども料金〜

こんにちは。稲沢市議会議員、しち おう(志智 央)です。

先日の臨時会に続き、6月は定例の議会があり、そのための準備が本格化しています。

6月の議会では主に稲沢市子育て支援について質問・提案をする予定ですが、調べているうちに疑問に感じているのがプールなどの公共施設の子ども料金です。

公共施設の利用料金

たとえば、稲沢市祖父江町にある「祖父江の森温水プール」の場合、

大人(高校生以上):480円

小学3年~中学3年:200円

小学2年以下   :無料

稲沢市平和町にある「平和らくらくプラザのバディプール」の場合、

大人(高校生以上):600円

小中学生     :300円

この料金の差は、施設のさまざまな条件および運営の委託先によって生じるのは理解していますが、子ども料金の枠組みが違うのは何でだろう?らくらくプラザも祖父江の森と同じように小学2年までは少なくとも無料にできないのだろうか?というか、そもそも、高校生って大人だっけ?

 

調べてみると、子ども料金の枠組みは、市町村あるいは民間施設においてもバラバラでした。ただ、一番、しっくりくる。そして、子どもや子育て世帯に優しく感じたのは、小学生・中学生と高校生・大学生、そして大人で料金の枠組みを変えているところでした。

 

小学生と中学生、中学生と高校生、高校生と大学生、そして大人。一つ枠組みが違うだけで、財力(自由に使えるお金)は全然違います。

なので、ここは、もっと細かく分けて、子どもが利用しやすい施設にする。子どもと共に大人に来てもらいやすいようにする(大人が来てくれれば収益が上がる)、そして、子どもが大人になった時にまた来たいと思える施設にすることが持続可能な運営に繋がると感じます。

 

稲沢市では荻須記念美術館がこの考えに近い料金体系になっています。

大人     :310円
高校生・大学生:210円
小学生・中学生:50円

6月議会ではもう一歩踏み込んで、子育て支援として子ども料金の無料化ができないか?そうした際の影響はどうか?(メリット・デメリット)を議論したいと考えています。

施設によっては、子どもの利用者が少ないために、無料化しても年間5,000円程度しか市の負担が増えない施設もあります。無料化して、興味を持ってもらって、大人と一緒に来てもらう機会を増やした方が総計ではプラスになるのではないか?と、数字を示しながらお話したいと思っています。

 

我ながら変わった視点だと思いますが、これまで議論されてこなかったテーマだと思うので、一石を投じられるように頑張ります。詳細なテーマと、ぼくが登壇する日時(6月15・16、19日のいずれか)が決まったら、また報告しますね。

これからまた原稿と資料と睨めっこします!

 稲沢市議会議員 しち おう/志智 央
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