稲沢市議会議員のしちおうです。
昨夜、稲沢市祖父江町を走る道路「県道 祖父江稲沢線」の新たな整備計画について、住民説明会がありました。
以前に記事にした道路の続報になります。
地元民でないと、なかなかピンとこないと思うので改めて説明すると、祖父江町には未完成の大きな道路があります。場所は、森上駅北西にある「アイコクアルファ株式会社」の南側を走る道路で、よく見ると不自然な形で道路が止まっているんですね。
この道が将来的には東進し、名鉄尾西線の線路を越え、日光川を越え、旧稲沢市の道に繋がる予定なのです。
どこに繋がるのかと言うと、旧稲沢市で昨年度末まで工事をしていた道。ゴルフの打ちっぱなしのお店の南側の道、アピタ稲沢店の南にある道路、稲沢市消防署の北側、稲沢市役所の北側を走る道、というと分かるでしょうか。こちらも西の端は不自然な形で道路が止まっていて、ここに繋がるんですね。
この道は旧稲沢市と祖父江町を繋ぐ重要な道路で、計画決定したのが昭和46年。平成25年に西側(祖父江町のアイコクアルファ株式会社前の道まで)が、令和4年3月に東側が完成しました。残るは、道路間、約0.6kmを繋ぐ工事だけとなります。
しかし、この0.6kmがくせ者で…民家もあるし、線路もある、そして、なんなら川もある。
これまでの期間ですでに途方もない時間がかかっていますが、これから完成までにまだまだ長い時間がかかります。出来る限り、早期の完成に至れるように、土地の測量、物件調査、用地交渉、工事に至るための住民説明会が開かれた、というわけ。
ぼくら議員には事前に同様の計画説明があったのですが、住民の方々がどう考えているのかを知りたくて、本日の説明会に参加しました。
住民からは、既存の道路の交通量が増えるのでは?という不安や、道路が線路と川を越えるために持ち上がる(頭上にくる)ため、自宅の陽の当たりが悪くなるのでは?という心配、早く繋げてほしいという要望など、さまざまな意見がありました。
昭和46年の都市計画決定以降、道路が通る予定の土地は住宅等の建設制限を受けています。しかし、それ以前の土地含め、いくつかの住居や敷地、土地は影響を受けます。出して頂いた意見、今後出てくる意見に耳を傾け、住民の方々の理解を得ながら、早期に道路が繋がることを願っています。