稲沢市議会議員のしちおうです。
近所に「いこいの広場」という公園が出来て一年が経ちました。
こちらの公園は、地元企業である「アイコクアルファ株式会社」が創業地に立てた施設で、住民にも開放されています。先月、学習支援教室「領内寺子屋」でお借りした場所でもありますね。
【過去記事】アイコクいこいの広場 in 領内寺子屋でドローン体験教室
地域にお住まいの方たちは「あぁ、あの場所ね」とお分かりになると思いますが、主要道路から一本入ったところにあることに加え、年中無休で開いているわけではないので、ご存知ない方もお見えになると思います。開設後一年という節目でもあるので、簡単にどんな施設かを紹介します。
まず、目を引くのは芝生広場。カルデラのような形状で、中央はすり鉢状の構造になっています。子どもたちはここをよく駆け回ったり、レジャーシートを敷いてピクニックをしたりしています。
小川を模した水路もあり、端にはかつてこの地に生息していたヘイケボタルを復活させるためのビオトープ(動物や植物が恒常的に生活できるように造成または復元された小規模な生息空間)もあります。
開いているのは、アイコクアルファの稼働日。に加えて、第三土曜日などです。元々は稼働日だけでしたが、地域の方たちの要望等を聞きながら柔軟に対応して下さっています。
開場時間は平日の8:30~16:30(夏場は19時まで延長していた)と限られていますが、きれいで居心地のよい空間になっています。
駐車スペース:20台
建物も併設しており、1階にトイレ、授乳室、2階に休憩スペース、自動販売機がある。
【詳細は企業ホームページへ】「いこいの広場」 | アイコクアルファ
ちなみに、「いこいの広場」ができるまで、この地域に公園はありませんでした。
実は、ぼくが稲沢市に越してきて一番不便に感じたのは、公園が少ないことで。もともと住んでいた名古屋市天白区が特別に公園が多いところだったというのもあり(徒歩数百メートルの距離に2カ所以上あり、足を伸ばすと広大な公園がある)、車を使わないと自然を感じられないことに不便さを感じていました。
近所に住む同年代の人たちからも「子どもを連れていく公園が徒歩圏内にない」という相談はたくさんもらっていて、仕方なく駅のロータリーなど少しでも開けた場所に集まる、という状況になっていました。
ぼくも子育てをし始めて、公園が徒歩圏内にないことの不便さがより分かるようになり、近所に公園ができたことをとても嬉しく思っていますし、うちの子はヘビーユーザーです(笑)
まだまだ自然が多い割に公園が少ない稲沢であることに変わりはありませんが、市や企業が協力し合いながら、子育てがしやすい環境や人々が集まれる場所が増えていくと良いですね。