稲沢市議会議員のしちおうです。
先日、同期当選の議員仲間とともに京都市にある子育て支援総合センター「こどもみらい館」を見学しました。この「こどもみらい館」は子どもと保護者が気軽に集まり、交流し、相談や情報交換ができる施設として建設、毎日多くの市民の方々に利用されているそうです。
実際に中を見てみると、入り口すぐに大型遊具が。
滑り台もあって、子どもたちは力いっぱい遊んでいました。途中、職員の保育士さんがオルガンを演奏しながらみんなで歌っていて、マンパワーも豊富。どうやらボランティアの養成にも力を入れていて、見学当日も別室でボランティアの養成講座が開かれていました。
この大型遊具がある遊びのスペースは、コロナ禍以降は予約によって時間ごとに入場者数を限っているそうですが、当日に空きがあれば参加できるなど柔軟に対応されていました。
そして、この施設。なんと小学校の跡地を有効活用しているとのこと。図書館なんかは言われてみると小学校の図書室っぽい。気がする。
こういう活用の仕方があるというのはとても学びになりました。また、ボランティアの養成に熱心に取り組まれ、各地域に子育てに理解のあるボランティアを増やすことで子育てしやすい町を目指している、というのはすばらしいと感じました。
(多胎児支援もされていた)
ぼくは子育てをし始めて、自身の体験をもとに支援策を考えてきました。その中で、「子育てを支え、応援してくれる人が身近にいる」ということが力になる、有力な支援策になると考えてきました。
そして、愛知県内では岩倉市が始めたホームスタート事業(6歳未満の子どもが一人でもいる家庭にボランティアが週に1回訪問し、一緒に家事・育児をしたり、話をしながら過ごす家庭訪問型の子育て支援)を稲沢でも導入できないか?と考え始めています。
そのためには、ボランティアの育成が必須で、その取り組みに繋がる部分をお聞きできたと思います。