稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

フリーアナウンサー笠井信輔さんの講演会に参加しました。

稲沢市議会議員のしちおうです。

今日は、中日新聞で連載記事をお持ちの笠井信輔さん(朝のワイドショー・情報番組「とくダネ」等に出ていたアナウンサー)の講演会を聞きに名古屋まで出かけた日のことを書きます。

この日は本当に暑くて、朝の街頭活動(in稲沢駅)から汗だく…

午前中の会議に出て、国府宮駅に車を停め、電車で名古屋まで行く道中でも汗だくに。。

 

笠井信輔さんは、2019年に血液のがんである「悪性リンパ腫」のstage4と診断され、現在はがんが体から消える「完全寛解」状態。数ヶ月に一度の検査で経過観察をされていて、この闘病体験やがんを通じた人との出会いなどについて新聞で連載をされています。

 

何故ぼくが話を聞きに行ったのかと言うと、プロのアナウンサーの話を勉強して人前でもっとうまく話せるようになりたい!という修行の一面と(笑)、

病院勤務時代にがん患者のリハビリを担当することがあり、① 医療者としてどのように接するべきだったのか?② 今の立ち位置(議員として)で出来ることはないか?を知りたかったからす。

 

① 医療者としてどのように接するべきだったのか?

笠井さんの連載記事には、医師や看護師らと比較してリハビリスタッフは患者と接する時間が長い(診療報酬の関係で、最低でも1回20分)ため、何気ない雑談が息抜きになったこと。リハビリで少しずつ筋力が付いて、出来ることが増えたことが挙げられていました。

これはぼくが患者さんと接する上で意識してきたことでもあり、患者さんの立場からもリハビリ専門職の仕事の強みであると教えてもらった気がしました。

 

② 今の立ち位置(議員として)で出来ることはないか?

笠井さんは、コロナ禍での入院生活において、外界との隔絶がつらいこと、オンライン面会に救われたため、ネット環境の整備が重要であると言われていました。

稲沢市民病院は、こうした問題に対してネット環境を整備しました。一方で、ネット環境はあるけれど、高齢者はその機能を使えないという問題は残ります。

スマホ教室はコロナ禍において外出や交流が制限される中でオンラインでの交流に活路を見出すものだと思いますが、ふだんの生活だけでなく入院の時にも使える、備えになるという意味でも重要なものだと思いました。

 

市民の方から医療的な相談を受ける機会も多いので、どういう心持ちで聞くと良いか等も含めて、学びのあるひと時でした。そして、やはり、プロは話がうまかった…!がんばろうー!!