稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

稲沢市内での「新型コロナ無料検査」は10店舗で実施(2023年1月更新)

稲沢市議会議員のしちおうです。

新型コロナウィルス感染症の拡大により、新規感染者の増加のみならず、一日の死亡者数が過去最多を更新しました。

その影響か、抗原検査やPCR検査を無料で受けられる「愛知県PCR等検査無料化事業」をまとめたブログ記事へのアクセスが増えているため、2023年1月の状況を改めて調べてお伝えします。

・愛知県PCR等検査無料化事業

「感染不安を感じる」無症状の方を対象に、薬局等で無料検査が受けられる仕組み

 

以前は、対象が2種類ありましたが、2023年1月現在は① のみが行なわれています。

 ① 早期発見のための検査(感染拡大傾向時の一般検査事業)

 ② 旅行等のイベントで感染を拡大させないための検査

 (ワクチン検査パッケージ等・対象者全員検査等定着促進事業)

利用されたい方は、図のフローチャートに則って、対象かそうでないかを判断された後に、

近隣で事業を実施している薬局等を検索します。稲沢市の登録事業者は2023年1月現在で10ヶ所(2022年1月に始まった本事業。当初は2ヶ所でしたが、現在は10ヶ所に拡大されています)内、抗原検査が7ヶ所、PCR検査が2ヶ所、両方可能な店舗が1ヶ所あります。

なお、検査キットの個数が限られることや、事業者によっては検査日時を業務に比較的余裕のあるところに限定していることから、事前に電話連絡されることをオススメします。

▶︎ 体験レポート含む過去記事はこちら。

 

当然ですが、発熱などの「症状がある方」は、かかりつけ医もしくは、以下のサイトに基づいて専門機関に相談をお願いします。

新型コロナウイルス感染症に関する相談窓口・外来等|稲沢市公式ウェブサイト

 稲沢市議会議員 しち おう/志智 央
Facebookhttps://fb.com/shichioh
Twitterhttps://twitter.com/shichi_oh
phone:090-4239-4726
mail:shichioh@gmail.com

稲沢市役所と稲沢市議会の「市政スケジュール」

稲沢市議会議員のしちおうです。

先日、会派別予算説明会(市役所が来年度予算案を示してくれるもの)がありました。

これは、来年度予算の認定を行なう3月議会の前に現時点での”たたき台”を示してもらい、審議の際の助けとするものです。あくまでたたき台なので、これから変更される余地はあるのですが、市政の方向性が見えてくる大切な場になります。

(内容は現時点で書くことはできないので、3月議会で正式に公開された後や、議会で認定されて正式決定された後に書きますね)

 

さて、市役所のお金の使い方がどのようなスケジュールで決められているか?って、なかなか分かりにくいと思うので、これを機に改めてまとめてみます。

9月頃:市役所内部で来年度の予算案について話し合いが始まる

11月〜12月:各部署からの案が出揃い、財布を管理する部署との調整をする

1月:予算案の大枠が決まり、市長の判断を仰ぐ、議員への説明も行なわれる(← 今ここ)

3月:内容を煮詰めたものを市役所が議会に提案し、議会で審議された後に認定

4月:新年度の事業がスタート

 

ここから逆算して、ぼくら議員は、

9月:市役所内部で来年度の予算案について話し合いが始まる

→ 来年度予算に反映させるため、6月・9月議会で質問や提案(一般質問等)を行なう

  議会として昨年度の決算を審議し、来年度予算に生かす提案をする(決算特別委員会)

11月〜12月:各部署からの案が出揃い、財布を管理する部署との調整をする

→ 会派として来年度予算に向けた要望書を出す

  個人としても12月議会で質問や提案(一般質問等)を行なう

1月:予算案の大枠が決まり、市長の判断を仰ぐ、議員への説明も行なわれる

→ 説明会を聞いて3月議会に生かしたり、提案が反映されているかの評価をする

 

ものすごく大ざっぱに書くと、こんな感じのスケジュールで動いています。

これを知ったところで。というツッコミはあると思いますが、日々の活動の見える化の一環としてのご報告でした。

稲沢市議会議員 しち おう/志智 央
Facebookhttps://fb.com/shichioh
Twitterhttps://twitter.com/shichi_oh
phone:090-4239-4726
mail:shichioh@gmail.com

不登校の急増。その原因は何なのか?

稲沢市議会議員のしちおうです。

先月の12月議会で「稲沢市不登校児童生徒数って、どれくらいなの?」を調べました。

結果は、2021年度のデータで小学生が101人、中学生が196人の合計297人で過去最多を更新していました。297人という数字は、稲沢市でいうと一中学校と同じ規模であり、ぼくだけでなく議場にいた多くの人が驚いていました。

同時に、「なぜなのか?」を気にかけていました。

不登校の原因

文部科学省が毎年、「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」という統計を出しています。

令和3年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要

それを見ると、不登校の原因として最も多く挙げられているのは、本人に原因があり、内訳としては、無気力、不安が大半で、次に生活リズムの乱れ、あそび、非行というものでした。

不登校の原因として真っ先に挙げられがちな「いじめ」は、わずか0.2%〜0.3%だった(ちなみに、この調査年度の”いじめの認知件数”は、過去最多の615,351件。認知されていないものも含めると、もっと多いと思われる)

この調査、毎年結果を追っているのですが、誤解を恐れずに言えば、子どもたちの実態が本当に反映されているのか疑問が残ります。

それは、この調査が「学級担任など当該児童生徒の状況を最も把握することができる教職員」が付けており、本人の意見ではないからです。

確かに、不登校に主たる理由はない。本人も分からないケースは増えていると思います。しかし、それ以上に本人の問題にされているけれど、そうではない。本音を話せていないケースもあるのではないか、と感じます。

 

別団体が本人への聞き取りを行った調査結果と照らし合わせ、さらにコロナ禍で不登校児童生徒が急増したことを加味すれば、コロナ禍による生活環境の変化や生活リズムの乱れによって心身の調子が優れなかったり、学校生活において様々な制限があり交友関係を築くことが困難であったことなどが原因ではないか、と考えています。

不登校傾向にある子どもの実態調査報告書

それ以上に複合的な要因が重なり合っていると思いますが、調査結果による子どもの声を拾うと、「生活リズムを整える」「授業に付いていけるよう学習をサポートする」「居心地のよい学校環境を整える」「交友関係を築くキッカケづくり」「教員の負担軽減によって、児童生徒とのコミュニケーションを増やす」「授業の工夫で知的好奇心を満たす」などは鍵になりそうです。

 

議会が終わってからも不登校のことを調べ続けていて、次なる策を練っています。元当事者として、これからもライフワークとして取り組んでいければと思っています。

forms.gle

稲沢市議会議員 しち おう/志智 央
Facebookhttps://fb.com/shichioh
Twitterhttps://twitter.com/shichi_oh
phone:090-4239-4726
mail:shichioh@gmail.com

・1月の街頭 市政報告会の予定
 16日:森上駅 17日:国府宮駅

 ※天候などの影響で順延する可能性があります。
   参集頂ける場合は、事前連絡頂けると幸いです。
   時間は7〜8時30分 国府宮駅のみ7〜10時に開催。
   新型コロナでの困りごとなど、気軽に相談下さい。