稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

稲沢市の中学校の制服が新しくなります。

稲沢市議会議員。しちおうです。

前回の投稿(中学校制服の譲渡会)をSNSにもしたところ、以下のご意見を頂きました。

我が家は長女、次女のセーラー服を取っておきましたが、来年、今6年生の末娘の時から制服が変わってしまうという…出費が痛いです。

【前回の投稿】

実は、来年度4月から中学校の制服が新しくなります。

子どもたちや保護者に対してのアンケート調査やデザインの投票などを経て、新制服のデザインが決定(上衣は紺のブレザー、下衣はスラックス・スカート・キュロットの3種類から選択、ネクタイ・リボンはなし)、これから白のポロシャツまたはカッターシャツにするかなどの詰めの作業が行われ、今年の夏頃にお披露目となる見通しです。

稲沢市中学校制服検討委員会|稲沢市公式ウェブサイト

 

ここで問題となってくるのが、冒頭の譲渡会・リユース制度が使えないということです。

新制服は、現在の学生服・セーラー服の平均価格よりも数千円安くなると言われています。しかし、最低3年経つまでお古が出てこないため、譲渡会・リユースによって出費を抑えるという選択肢が取れなくなります。

・現在の学生服・セーラー服の平均価格は約43,500円。新制服は、36,000〜40,000円程度に抑えられる見込み。

教育委員会も課題意識は持っていて、兄や姉が使用した制服をしばらくは着用することが可能となる移行期間を設ける予定です。ただ、子どもの心情として、周りの子が一斉に新制服になった時に旧制服を着られる子ばかりではないと感じます。

 

また、デザインを一から作ることから、もしも製造を以来した業者が潰れてしまったらどうするのか。今年度始めに制服のデザインを一新する市町村が多いことから制服の納期がギリギリとなってしまったことへの来年度の対処をどうするのか。など、他の懸念もあります。

 

一番は子どものより良い学びのため。なので、懸念されることを一つ一つ確認しながら、新制服導入を注視していこうと思います。