稲沢市議会議員のしちおうです。
今朝は久しぶりに雪が降りましたね。みなさんは大事なかったでしょうか？
さて、雪でテンション爆上がりの子どもを保育園に送ったところ、こんな案内がありました。
保育園で働く看護師の募集案内です。
これは、2021年12月議会でぼくがお話しした医療的ケア児の取り組みになります。
・医療的ケア児ってなに？
医療的ケア児は、生活する上で常に何らかの医療的ケアが必要な児童のこと。
歩ける子から寝たきりの子まで、一人ひとり状態は異なるが、人工呼吸器による呼吸管理が必要だったり、飲み込む力が弱いことからチューブを通じて胃や腸に直接栄養を送る経管栄養をしていたり、たんの吸引が必要であったりする。
厚生労働省の調査によると、医療的ケア児は全国に約2万人。愛知県の推計値では、2016年で1,044人であるため、稲沢市には約20人の計算になる。
課題としては、社会の受け入れ体制が追い付いておらず、預けられる保育園や通わせられる学校が少ないこと。そして、たとえ通わせられても保護者の同伴が必要で、仕事を諦めざるを得ないケースが多くあることです。
こうした課題を解決するため、「医療的ケア児」とその家族を支援する法律（医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律）が2021年9月18日に施行。
医療的にケアが必要な当事者とその家族を支援するために、親の付き添いがなくても子どもが適切な教育を受けられるよう、保育園や学校の体制を整備することなどが挙げられました。
そして、稲沢市では来年度から対応できるよう準備を始めたということですね。
なかなか条件が厳しいかもしれませんが…
ぼくも積極的に応援している事業なので、うまく看護師さんとマッチングできると良いなぁと思っています。みなさんも周りに興味関心のありそうな看護師さんが見えたら、是非とも案内して頂けると助かります。
稲沢市議会議員 しち おう/志智 央
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