油圧機器メーカーKYBによる免震・制御装置のデータ改ざん問題※で、不正の可能性があり調査が必要な製品が全国各地のさまざまな施設で使われていることが明らかになりました。
※KYBデータ改ざん問題:KYBと子会社が、建物の揺れを少なくする装置(オイルダンパー)の検査データを基準値内に収まるよう不正に改ざんしていた。
オリンピック施設や自治体庁舎にも使われている可能性があると言われていましたが、
稲沢市でも市民病院にKYBのオイルダンパーが32本使われていることが分かりました。
KYBは改ざん幅の大きい製品でも「震度6強から7程度の地震に耐えられる。人命に損傷は及ばない」と説明していますが、場所が場所だけに、やはり心配です。
KYBに限らず、さまざまな業種と業界でデータの改ざんが起きています。
相次ぐ不正を信じられない気持ちで見ていますが…
「バレなければ良い」という価値観が蔓延した先には大きな危機が待っています。
続く不正にも慣れず、倫理観を失わずに、教訓として生かしていきたいですね。
市民の皆様には不安を増す報告となってしまいましたが、
稲沢市民病院内にあるオイルダンパーの内、データが改ざんされた製品がどの程度含まれているかは現在調査中です。詳細が分かり次第、追って説明します。
稲沢市議会議員 しち おう/志智 央
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