総選挙真っ只中。今日は、昨年7月の参議院選挙から導入された18歳選挙権について。
選挙権年齢が引き下げられたことは頻繁にニュースで取り上げられて、「主権者教育」という言葉も浸透してきた。
そのお陰で、参議院選挙における18歳の投票率は20代と比較して上昇。ところが、18歳に加えて新有権者となった19歳の投票率はいまいち伸びなかった。
(20代の投票率が20〜30%で推移する中、18歳は50%超え、19歳で39%だった)
原因は、「18歳」に焦点を当て過ぎたことと、高校を卒業してしまうと主権者教育を受けられる機会が減ってしまい、19歳にアプローチするキッカケがなかったことだと思う。
もう一つ気になる傾向がある。
それは、「新有権者が投票したかどうかは、家族が投票にいくかどうかに影響されていた」ということだ(山形県の選挙管理委員会が調査。対象は高校3年生)
家族が投票に行った場合、実に88.6%の子どもが自分も投票していた。
その内の90.5%は、家族と一緒に投票へ行っていた。一方で、家族が投票に行かない場合の投票率は15.4%。圧倒的な差だった。
思い返せば、私も最初の選挙含め、多くの場合、親と一緒に行った。
どこで投票できるとか、投票の仕方とか、基本的なところが分からない時に、親に付いていくことで参加のハードルを下げられた気がする。このことに限らず、親の影響ってとても大きいのだろうね。
私の同年代はちょうど親になってくる世代だから、彼らに対して選挙に行くキッカケ作りができれば、次の世代にも繋がっていくのかもしれない。そんなちょっとした希望を感じてる。がんばろー。
しち おう/志智 央
Facebook:https://fb.com/shichioh
Twitter:https://twitter.com/shichi_oh
phone:090-4239-4726
mail:shichioh@gmail.com