稲沢市議のしちおうです。
1月17日から愛知県知事選挙が始まりました。
投開票日は2月7日。長丁場の戦いになりますが、盛り上がりは今ひとつ。
愛知県政は稲沢市も直接関係があるので、今日は各候補についてまとめます。
立候補者の顔ぶれ。
立候補したのは、現職の大村秀章さんと、新人の榑松佐一さん。
現職vs新人の一騎打ちの構図となっています。
大村秀章さん。58歳。現職2期。自民・立民・国民・公明推薦。
榑松佐一さん。62歳。新人。共産推薦。
主要政策と争点。
大村さんの主要政策は、
①リニア中央新幹線による名古屋駅の再開発によって、高速道路や鉄道の利便性を増やしていくこと。
②ロボット・AI、ICT、スタートアップ支援などの産業集積地を目指すこと。
③人への投資として、貧困家庭への支援や障がい者雇用、認知症対策含めた健康長寿を目指すことなどが挙げられています。
一方、榑松さんの主要政策は人への投資を最優先に、
①子ども・若者へは、子ども医療費の対象拡大、少人数学級の拡大、学校施設の拡充。
②働く世代には、県が受注する事業に関する賃金アップ、女性への均等待遇、外国人労働者の支援。
③高齢者には、介護保険料の値下げなどが挙げられています。
争点として考えられるのは、大型の開発事業の是非です。
大村さんは、リニア中央新幹線の開業を見据えて、道路や港などのインフラ整備、さらには中部国際空港に2本目の滑走路を整備することを訴えています。
一方、榑松さんは、大型開発は中止を含めて見直し、教育・医療・福祉を最優先にすると主張しています。
→詳しく知りたい方は、選挙公報と各氏HPを参照。
投票率。
個人的に気になっているのは、投票率です。
前回も今回と同様、現職vs新人の一騎打ちで過去2番目に低い34.93%の投票率。
今回は過去最低の32.38%をも下回ることが予想されています。
愛知県選挙管理委員会も特設ページを設けて広報していますが、なかなか…
盛り上がりに欠ける要因は、現職に大きな失点がなく、争点への関心も低いこと。
加えて、現職が圧倒的に有利と言われる首長選挙で番狂わせが起きにくいことです。
その気持ちもとてもよく理解できる。理解できるのだけど、
たとえ勝敗の行方が分かっていたとしても、そうでなかったとしても、
自分の頭で考え、自分の意志で票を投じることに価値があるのだと僕は思います。
この記事が愛知県知事選挙の投票で迷っている人に届き、
「まぁ、行ってみるか」と思うキッカケになると嬉しいです!
しち おう/志智 央
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