A
どうも。
B
ちーっす。衆議院選で起こるあらゆることが、選挙で勝つための自分ファーストな行動に思えて投票へ行く気がしないよ。
A
諦めるのはまだ早い。
各党の公約が出たから、自分の考えに近い党を探してみよう。
基本的には、政権を担う党(自民党・公明党)が進めてきた数年間を総括して、続けて欲しければ政権を担った党。
いまいちなら、他に託せそうな党を探すと良い。今回は新たに誕生した党があるから、選択の幅は広がったよ。
B
どうしても見付からなかったら?
A
たった一つでも良い。公約の中に自分の理想と一致する項目がないかチェックして「自分だけの争点」を見付けてみよう。
中には白票(何も書かずに投票)を投じる人もいるけど、「白票が何票あるか」までは外から見えないし政治家も興味がない。
政治家にとって白票は無いに等しいけど、敵対候補への票は気になるし、僅差の場合は「相手の票が自分の票になるにはどうすれば良いか?」を考える。その中で、相手の政策を真似ることもあるよ。
B
パクるってこと?
A
そう。自民党が今回掲げる「消費税を全世代給付型の社会保障費にあてる」も元々は他党のアイデアなんだ。
でも、そうやっていろんな政党の良いアイデアが導入されれば、結果的に国民の利益になるよ。
B
投票した人がたとえ当選しなくても、票に込められた思いがどこかで身を結ぶこともあるってことかな?
A
そうなんだ。
応援したい!と思う人にはなかなか出会えないけど、「◯氏より◯氏はマシ」という人を選んで、少しでも良い方向に社会が進むようにしたいね。
B
国会議員に全てお任せにしてきたのは自分だし、その結果が今なんだよね。「どうせ誰かがやってくれるだろう」は止めて、せめて選ぶ瞬間だけは自分の意志でやってみるよ。
A
言うねー。
B
へへへ。
〜おわり〜
私たちの代わりに国会で働く人を決める衆議院選挙。
しかし、自分の選挙区に「◯氏を応援したい」「◯氏に是非とも投票したい」と思えるような人がいるとは限りません。でも、そんな状況でも、少しでもマシな人を諦めずに選びたい。そして、それがいつか良い社会へ結び付くことを、絶望の中でも続けたいですね。
そして、新たな企画も考案中。お楽しみに!
しち おう/志智 央
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