稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

農業用ドローンやアシストスーツなど、先端技術の農機購入費助成が始まります。

稲沢市議会議員のしちおうです。

先日開かれた議会の中で、農業者に対する支援が行われることが決まりました。

具体的には、先端技術を用いた農機を購入する際に、助成金が支払われます。

 

稲沢市内の農家(に限らず、全国的な傾向ですが)は高齢化が進み、担い手不足が深刻です。

先端技術を用いた農機を使うことで、効率化や省力化を支援し、農業を持続可能なものにしよう、というのが狙いみたい。

では、先端技術を用いた農機ってどんな物があるのだろう?と調べてみたところ、⑴ 農薬や肥料の散布に使用できるドローンや、⑵ モーターなどで重量物の上げ下げの負荷を軽減するアシストスーツ、⑶ 自動運転のトラクター、⑷ 田んぼの水をセンサーで管理し、スマートフォンで水を送り込めるシステムなど、スマート農業と呼ばれる便利な機械がたくさんありました。

・スマート農業

ロボット技術やICTを活用して超省力・高品質生産を実現する新たな農業のこと

トップ画像

(株)ATOUN

ヤンマーアグリジャパン(株)

農林水産省のHP「スマート農業」から引用

 

対象者は認定農業者または認定新規就農者。補助率は1/3で上限100万円です。

(詳細は、今後市HP等で公開されるので、対象の方はご覧下さい)

 

稲沢市では農地の大規模化が難しく、兼業農家が多くを占めます。新型コロナウィルス感染症による影響で外国人材の受け入れもままならず、人手不足は加速しています。

国の支援も居酒屋など飲食店に向けてのものが多いので、対象の方はこれを機会にスマート農業の導入を検討して頂ければと思います。

 

ちなみに、今回の事業説明を聞いて、ぼくからは、

ドローンなどのスマート農業が出来る農家は生産性を高める工夫を元々している人だと思います。それが出来ない人が最も人手不足・知識不足で困っているので、今回の助成金を通して、市としてスマート農業のノウハウを蓄積。スマート農業に踏み出せない人の支援を行なうように、単年度でお金を配るだけの事業にしないに、工夫をして下さいと伝えました。

以上、簡単な報告でした。

稲沢市議会議員 しち おう/志智 央
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phone:090-4239-4726
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・4月の街頭 市政報告会の予定
 8日:稲沢駅 14日:雨天中止 15日:稲沢駅 19日:国府宮駅
 
 ※天候などの影響で順延する可能性があります。
   参集頂ける場合は、事前連絡頂けると幸いです。
   時間は7〜8時30分 国府宮駅のみ7〜10時に開催。
   新型コロナでの困りごとなど、気軽に相談下さい。

自分で学んでいける力を育む〜eラーニングの体験会に参加しました〜

稲沢市議会議員のしちおうです。

先日、不登校の子どもを支援している団体の方からお声がけ頂き、eラーニングのデモンストレーションに参加しました。

 ・eラーニングってなに?

情報技術を用いて行なう学習のこと。今回はタブレット端末で学習や個別課題が出来るソフトの体験会でした。

具体的には、タブレット端末内に小学生と中学生で習う内容の課題が入っており、その子のレベルに合わせた問題を解くことが出来る。つまずきがあれば、解説が読める、あるいは年次をさかのぼって(たとえば、6年生の子が学習の基礎となる5年生の時の内容に戻るなど)学び直せるものでした。

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ぼくが実際に触って感じたメリットは以下の通り。

⑴ いつでも、どこでも、どの科目でも、学習が出来る

⑵ 分からないところは解説を読むことが出来るし、分からなすぎるところはさかのぼれる

⑶ 事前に課題集をタブレット端末にダウンロードすれば、ネット環境がなくても使える

⑷ 教科書の進み、その子の習熟度に合わせて宿題が出せるため、教員の負担軽減にもなる

 

まず、家庭のネット環境に左右されず、すぐに導入出来ることは大きなメリットです。

コロナによる休校や感染リスクが高い子が登校出来ないことなど、この2年で色々とあったけど、これ入れちゃえば家庭でのネット環境等関係なく、学びの継続性は保てたわけだもんね…

そして、それは学校に通えている子の学びが進むだけでなく、保健室登校の子や適応支援教室に通う子、そして不登校の子にも使えます。子どもたちの学びをサポートする、子どもたちの学びをサポートする教員をサポートする上で、とても便利なツールだと感じました。

今回体験したeラーニングでは、確認テストの結果から、子ども一人一人に合わせてAIが自動作成した問題が宿題として出され、その結果を教員が把握し、指導に生かすことが出来る。

 

その便利さから、愛知県内でも導入している市町村が増えていて、近隣だと一宮市犬山市などにはすでに入っているそう。

ぼくも実際に使ってみて、非常に勉強がはかどるし、学生時代だったら欲しかったと思いました。なので、コスト含めた課題を整理した上で、稲沢市でも導入出来るように進めていきたいと思います。

 

ただ、最後に、一つ感じたのは。

自主学習が出来る子はこのツールを用いてどんどん先に進めるけど、そもそも自主学習の仕方が分からない子にとってはただの物になり下がってしまうだろうと言うこと。本当に支援が必要な子はそういう子で、これらツールを用いて学び方を学ぶことが出来ると良いと感じます。

学び方を学べれば、学校を出た後でも自分で必要な知識を付けていける。目の前の課題を解決していける。生きることを助けてくれることに繋がる。それはテストで良い点を取るよりも大切なことだと、この自分で学ぶ力をいかに育むかが公教育において大切なのではないか、と最近感じています。

 稲沢市議会議員 しち おう/志智 央
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・4月の街頭 市政報告会の予定
 8日・14日:JR稲沢駅  19日:国府宮駅
 
 ※天候などの影響で順延する可能性があります。
   参集頂ける場合は、事前連絡頂けると幸いです。
   時間は7〜8時30分 国府宮駅のみ7〜10時に開催。
   新型コロナでの困りごとなど、気軽に相談下さい。

植木苗木の町・稲沢らしい新事業 2 選。

稲沢市議会議員のしちおうです。

稲沢市は、植木苗木が盛んな町でもあります。

その「稲沢らしさ」を生かしたイベントが2つあるのでご紹介しますね。

⑴ 記念樹の贈呈

人生の節目を記念して、植木・苗木を贈呈し、若い世代にも緑に親しみを持ってもらう、稲沢の地場産業を知ってもらうことを目的に今年度から始まりました。

対象は、① 令和4年4月以降に、稲沢市に婚姻届を届出された方、もしくは、② 令和4年4月以降に、稲沢市内に住宅を建築または購入をされた方(新築・中古両方含む)

贈呈苗木は、高さ約50cmのオリーブ

・なぜ、オリーブなのかと言うと…

稲沢市の姉妹提携都市にギリシャ共和国オリンピア市があります。ギリシャ神話にはオリーブがたくさん出てきて、オリンピックの表彰者にはオリーブの冠が渡されます。オリーブは地植えでも鉢植えでも育てることができるため、初心者にもオススメ!と言うことで、稲沢市の植木苗木のイベントでは最近オリーブ推しです。

結婚した年に植えたオリーブを何年後かに眺める、もしかしたらその時には子どもが隣りにいるのかもしれない。そう考えると、とてもすてきだし、記念になると思うので、該当される方は是非応募してみて下さいね。

記念樹贈呈事業~新しい生活に緑を~|稲沢市公式ウェブサイト

 

⑵ いなざわ植木まつり

感染症の影響で数年お休みしていましたが、今年は植木祭りが開催されます。副題としてグリーンフェスティバルという名前が付き、これまで以上に体験講座が充実。バージョンアップして帰ってきました。

特に苔玉作り(これもオリーブの木!)はじめ体験講座がオススメです。なかなか植木苗木って取っ付きにくいと思うのですが、これらの体験講座は初心者が参加しやすい構成になっているので、これを機に緑に触れてほしいです。

ちなみに、数年前ですが、ぼくもこの植木まつりで苔玉を作りました。体験講座は事前申し込みが必要で、まだ期間内なので是非!

また、期間中はぼくも会場内をうろついていますので、お見かけの際は気軽にお声がけ下さいね。

第50回いなざわ植木まつり~グリーンフェスティバル~体験講座(要事前申込)|稲沢市公式ウェブサイト

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