稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

地方議員選挙のビラ解禁!

稲沢市議会議員のしちおうです。

本日のニュースから、気になるトピックを紹介します。

 

私自身の活動にも大きく影響を与える事柄ですが、2019年の選挙から、地方議員選挙で配布が禁止されていたチラシ(選挙運動用ビラ)の配布が解禁されることになりました。

「え?選挙中にチラシを配っちゃダメなの??」と素朴な疑問を抱くと思いますが、実は、都道府県議会や市議会議員選挙中はチラシの配布が禁止されています(衆議院参議院、県知事、市区町村選挙では“選挙管理委員会から渡される証紙”を貼れば配布可)

 

私は選挙に出た時に戸惑った、というか「なにこの無駄な制約…」と思っていたので、解禁に賛同です。これにより、今まで街宣車等で、政策を言い回るしかなかった活動の幅が拡がります。さらに、チラシは候補者の考えだけでなく、個性みたいなものが出ると思っていて、見比べることで有権者にとっては選択の助けになります。もしかしたら、全候補者のチラシを収集する楽しみも出てくるかもしれません(笑)

 

(余談ですが、本来禁止されている選挙中のチラシ。しかし、取り締まりが緩いところでは既に大量に出回って、配らないと他候補から遅れをとる無法地帯と化している地域もあるとか…)

 

 

政策優位の選択や、投票率向上のためのツールになり得る本制度変更。

海外で導入済みのインターネットを用いた投票制度であったり、公職選挙法には、まだまだ改善点があります。時代の流れに合わせて、そして出来る限り有権者の選択の助けとなる変更が今後も期待されます。

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しち おう/志智 央
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パブリックコメント募集!

昨年の夏頃より、稲沢市の重要な計画作り(第6次総合計画)に携わってきました。

今後10年間のまちづくりの方向性を定めるもので、「10年間は、計画に書いてあることをやり、書いていないことはやりません」という当市の根幹をなす計画です。

  

会議には、市議の他に各団体の代表者(大学の教授や商工会、医師会など)、公募により総勢28人が選抜されました。市議は26名の中から6人が選出される形でしたが、私はどうしても出たい!と主張して、周りの方の協力のおかげで出られました。

なぜ、そうまでして出たかったのかと言えば、「おそらく、委員に20〜30代の若者はいない、彼らの世代の声を代弁する人が最低1人は必要だ」と思ったからです。加えて、10年後も現役世代でいる者として、計画作りに主体的に携わりたかったからです。

 

変えるためには仲間が必要だ!と、公募委員の告知も行ないました(懐かしい…) 

shichioh.hatenablog.com

 

shichioh.hatenablog.com

 

結果、私含めて20〜30代が3名含まれるという、異例の展開で会議はスタート。

月に1回程度の頻度で、約半年間行なわれましたが、人が多すぎて喋れない人続出、各団体ごとに思惑があり進まない話、提言が一向に反映されない計画など…紆余曲折とはこのことか!と思うことばかりでしたが、一生懸命取り組みました。

 


私は、若者であり、市議であり、そして医療者なので、

具体的には、①健康寿命の延伸(医学的な根拠を用いて介護予防事業を実施。モデル地区を決め、データを取りながら改善していく)、②ハード面ではなく、ソフト面(子育て・教育)に焦点を当てて、若者と子育て世代に投資する、③ワークライフバランス(働き続けられることを支える)、④性的少数者lgbt)への対応、などを提案しました(一部、計画に盛り込まれました)

 


ここからが本題。

実は、本計画の「パブリックコメント」が6月9日まで募集されています。
資料が膨大で、よほどの物好きでないと書く気にならないかもしれませんが…とても重要な計画なので、感想だけでも良いです。是非投書して、他人事ではなく、我が事としてほしいです(市内在住・在勤・在学の方が対象)

 

【リンク先中段にPDF形式で資料が読めます】

稲沢市|第6次稲沢市総合計画(案)パブリックコメント募集

総合計画の要点。

少しだけ計画の概要について触れます。

稲沢市の人口は今で頭打ちで、2027年には一割減の予定です。背景としては、若い女性の人数と、子どもの生まれる数が県下最低水準にあることや、住宅を建てられる範囲が1割ほどしか無いことなどが影響しています。

 

計画では、「人口減少を食い止めるためには何が必要か」をメインテーマに、名古屋圏における存在感を増すための施策(名古屋近郊に住みたい若者を呼び込む)を展開していきます。

 

計画期間は、リニアの開業に合わさっています。行政としては、「名古屋駅から電車で10分の地の利を生かして、リニア開業に伴う好影響を取り込む」ことを目指しています。若者を呼び込み、地域を維持していくためには何が必要なのか?

是非みなさんも考えて、意見を送って下さい。

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第5回 議会報告会おわりました!

第5回 議会報告会を終えました。

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私は、第3回に市民として参加し、参加賞(稲沢の水)に驚嘆したことがあります(今日、受付に並ぶ水たちを見て、コレは!と思い出しました。⬇詳細は過去記事参照)

shichioh.hatenablog.com

今回は、議員側に座って参加。

昨年は若い参加者がほとんどおらず、「若者が市政に興味を持つこと」を使命にしていた私は、「なんのために議員になったのだ…」とショックを受けたと同時に、なんとかしよう!と“まちづくりミーティング”を始めました。今年も、上の年代の方が大半を占めていましたが、若い人が少し増えて、嬉しかったです。

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報告会では、主に今年度の予算審議について報告。質疑応答では、市民の方から厳しい意見も寄せられました。委員長が解答する形をとっており、私は今回、応答する立場にありませんでしたが、一人の議員として、全ての質問に、単独で答えられるように精進します。

 

 
報告会のやり方については賛否両論あるようですが、私は議員にとっても、市民にとっても、互いが話し合える場があることは重要だと思っています。市政が執行部(市長と行政)と議会の両輪で動くのと同じで、議会は議員と市民の両輪で動きます。市民との関わりを通して、私たちは変わっていけます。


だから、土曜日の忙しい中、参加して下さった方々に本当に感謝しています。
ありがとうございました!

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