稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

稲沢市の不登校支援〜適応支援教室明日花を見学しました〜

稲沢市議会議員のしちおうです。

先日、監査の仕事の中で適応支援教室「明日花」東分室を見学しました。

・適応支援教室「明日花」

適応支援教室明日花は、不登校の子どもの居場所です。

教員OBの職員や大学生らホームフレンドと呼ばれる指導員とともに、子ども一人ひとりのペースに合わせて様々な学習や体験ができる施設になっています。

具体的には、① 教科の学習(基本的には自習で、学習進度や習得状況により、一人ひとりに応じた支援を行なっています)、② 体験学習(市内にある植木センター等の見学やALTの教員の授業など)、③ スポーツ・レクリエーション(卓球、バドミントン、トランプなど)を行なっています。

場所は明治地区の矢合町と、大里地区の井之口にある東分室の二校があります。10時から14時まで活動しており、費用は無料(お昼ご飯は持参)となっています。

【矢合町にある明日花を訪問した時の記事】

私たちが伺った時はちょうどALTの授業中でしたが、部屋の外まで笑い声が聞こえてくるなど和やかな雰囲気で活動が行われていました。通えている子は市内で不登校になった子の中でわずかな数でしかありませんが、彼ら彼女らの居場所となって、再起する力を育む場所となることを心から願っています。

 

実際に訪問して気付いた課題としては、中の様子が外部からは分かりにくく不登校の子どもが通いたい、通ってみたいというイメージが湧きにくかったり、そもそも適応支援教室の存在を知らない。不登校の子どもが年々増加し、明日花の需要も高まる中で部屋が手狭(東分室は活動場所が一部屋しかなく、クールダウンしたり、個別に相談したりできる部屋がない)市内に明日花は二カ所ありますが、自転車で通える中学生と異なり小学生は行き帰りの手段が確保できないと通えない(保護者が仕事等の都合を付けないといけない)常勤の職員がおらず、給与水準も一般的な教員免許保持者に対するものとしては安価などでした。

 

市内に二校の適応支援教室があることは、稲沢市の大きな特徴です。生かし、発展させて、不登校の子どもの支援に繋げられるように手法を考えていきたいです。

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