稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

子育てと仕事との両立を阻む「小一の壁」問題、夏休み中の学童保育の配食サービスが始まります

稲沢市議会議員のしちおうです。

新年度が始まりましたが、みなさんいかがお過ごしですか?

私の姉は名古屋市に住んでいるのですが、子どもが小学生になり、学童への送り出しと保育園の送迎、学童と保育園のお迎えが始まって、慌ただしい日々を送っていると連絡がありました。

・子育てあるあるメモ

保育園を卒園後、学校の始業式が始まるまで、子どもの預け先がなくなります。
こういう場合、入学前に学童を利用する形になるため、見ず知らずの人と場所で一日過ごす慣れない生活が児童の負担となります。また、お弁当持参なので保護者負担も重いです。

子どもを預ける機能を持つ「保育園」から、子どもを教育する機能を持つ「学校」への移行は、子どもと保護者にとって変化が大きく、子育てと仕事を両立することを阻む壁となっていて、小一の壁とも呼ばれています。

 

4月1日から入学式までの期間、子どもの預け場所をどうするか。休職開始までの約半月のお昼ご飯をどうするか。など、保育現場と違って教育現場は仕事との両立を想定していない運用がなされていて、保護者の負担が重いことを痛感しています。

PTAなどもそう。保育現場が仕事との両立を支えているように、教育現場もアップデートして仕事との両立を前提としてさまざまな運用がなされると良いですよね。

 

さて、学童の負担の一つとして「夏休み中に子どもを学童に預けると、お昼ご飯に弁当を用意しなければならず、負担に感じる」というものがあります。これは以前から何人かの方から相談を受けていて、ブログでも取り上げたことがあります。

shichioh.hatenablog.com

アレルギー対応、好き嫌いの問題や集金手続きの煩雑さ、食品が悪くならない保管場所の問題からなかなか進展しなかったのですが、今年の夏休みからお弁当を配達する業者にお願いする形でスタートすることになりました。

子ども向けの配食サービスをしている業者を紹介して、利用されたい方は注文、業者が学校に配達という流れになりそうです(利用料は全額保護者負担となります)

 

お弁当用意の大変さや夏場の弁当の衛生管理などはこれで改善されると期待しています。新たな取り組みなので運用してみて分かる課題もあると思います。ぜひ利用して、感想を聞かせてほしいです。

そして、今後の展開としては夏休み以外の長期休暇、特に保育園から小学校に上がる時の空白期間に学童を利用する際にもこのサービスが使えるように動いていきたいと思います。

 

以上、進捗状況の報告でした。

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