新聞掲載の反響〜環境を変えることの重要性について〜

稲沢市議会議員のしちおうです。

先日、朝日新聞朝刊に私の記事が掲載されたと書きました。いくつか反響があった中で、「お子さんが不登校だったけども、今は元気に学校に通えている」という東京在住の方からもご連絡を頂きました（さすが、全国紙…！）

内容を要約すると、中学校の3年間不登校だったが、その子に合う高校を見付けて進学してからは、休まず学校に通えているし、とても楽しそうに生活している。と言うものでした。お子さんの境遇と私とを重ねて下さったようです。

推測でしかありませんけど、その子が自分自身を変えたことで、楽しく学校に通うことができた。のではなくて、その子はその子のままなのだけど、環境を変えたことで楽しく学校に通うことができたのだろうと思います（ただ、その学校に行くことを選び、行動に移したのは間違いなくその子の持つ力）

もちろん全ての学校で、子ども一人一人の個性、ペースに合わせた環境が提供されれば良いですが、実際はそうではありません。大多数の人にとって良いと思われる環境が提供され、それに合わない子どもは振るい落とされてしまう。

その時、子どもは「環境に適応できない原因は自分にあり、自分自身を変えなければならない」と考えるのですが、連絡をくれたこの子のように、まずは「環境を変えてみる」ことが大切なのだろうと思います。今の自分自身の形のままでピタッとはまれる場所がどこかにあるかもしれないから、まずはそれを試してみよう。自分自身を変えるのはそれからでいい。

と言うのが、不登校の経験を経た私の考えです。

とは言え、環境を変えることが叶わない人もたくさんいる。だから、選択肢を増やしたいんですね。