稲沢市議会議員のしちおうです。
衆議院議員選挙の投開票が終わりました。
選挙の大変さの一部を知る者として、まずは、立候補し、有権者の選択肢となってくれたすべての候補者と、それを支えた支援者の方たちに「ありがとうございました、そして、お疲れ様でした」と言いたいです。
さて、今回の選挙の一番の争点は、新型コロナウィルス感染症への対応だったと思います。
これまでの対応は適切だったのか、適切でないとしたら他にどんな方法があったのか、を候補者とぼくら有権者が考え、これからを選び取る選挙だったと。今まで以上に重要な選挙だったと、そう感じていました。
一方で、投票率を見ると、速報値で55.81%。前回をわずかに上回るものの、戦後3番目の低さになる見込みです。愛知県は全国平均とほぼ同じ55.97%。稲沢市は55.78%でした。
世界規模の感染症拡大という未曾有の危機を迎えても、日本人の約半数は投票に行かない。「え、じゃあ、いったいどんな天変地異が起きたら投票に行くの?」と思わなくもない。「政権を揺るがす様々な不祥事や説明し尽くされない出来事、不適切な発言があったけど、これでもまだ足りない?」と思わなくもない。
正直、暗い気持ちにもなる。
ただ、うつむいているだけで、事態が好転することはないから。
またここから始めていかないといけない。
うん。よし。がんばろう。
今回の選挙で、応援している候補者が受かった人も、そうでなかった人も、これから最大4年間、当選した人のことを見守っていこう。働きが認められれば、その人を次回も応援し、いまいちならば叱咤激励することで育てていく、それでもダメなら別の人を応援する。
この継続性を持てば、政治は少しずつ良くしていける。
衆議院議員選挙は終わったけれど、今日からまた、当選した議員を国民としてチェックしていく日々を始めよう。