稲沢市議会議員のしちおうです。
今日は一年の中で最も稲沢市が盛り上がると言っても過言ではない国府宮はだか祭。
どんなお祭りなのかと言うと…
人々の厄を一身に背負った神男が、神男に触れるために集まったはだか男たちにもみくちゃにされるお祭りです(神男に触れると厄を祓えると言われているためなんですが、改めて文字にするとすごいお祭りだな…)
(このようなはだか男たちが一カ所に、大量に、集まる)
ソーシャルディスタンス・ゼロ!
むしろ、ソーシャルディスタンス・マイナスってくらい人々が密になるので、今年は中止になりました。
代わりに、神男や歴代の神男たちが参道を歩く厄払い行列が行なわれ、その他の一連の神事や、餅つき、餅と笹の奉納などは感染症対策を行なった上で挙行されました。
はだか祭りに向けた準備も様変わり。
各地区で行なわれる餅つきも、中止したところがちらほら。
近所の奉賛会では挙行されていましたが、地域への振る舞いは中止。関係者のみで行なわれました。いつもは、ぼくもちゃっかり餅つきさせてもらいましたが、控えました。
作られた餅は、前日までに各地区から国府宮神社に餅が運ばれます。これも、いつもは餅を車で運びつつ、お菓子まきが行なわれるのですが、中止されました。
これは大鏡餅。各地域の奉賛会の持ち回りで4トンの大鏡餅を奉納します。今年は例年以上に大変な作業であったと思います。
はだか祭当日の今日は、“無病息災”など、地域住民の願いが書かれた布を笹に巻き付けて、奉納されます。例年ははだか男たちが担いで地域を練り歩きますが、今年は中止。
2021年のはだか祭はこんな感じでした。
毎年この時を楽しみにしている人にとってはもの足りないと思いますが、コロナ禍を含め、「人々の厄を祓う神事」という本来の意味合いはより強調されたのではないかと思います。
また、コロナ対策をしながらなんとか餅つきや笹の奉納などを行なうことで、地域の人々が一体となれた、例年以上の団結が生まれたとも感じました。
来年はいつも通り行なえると良いですね。きっと、みんなそう願っていると思う。
はだか祭が終わると、暖かくなると言われます。
春が待ち遠しいですね。
稲沢市議会議員 しち おう/志智 央
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