昨日、稲沢市民会館で集団災害訓練が行なわれました。
「もしもコンサート中に災害が起きたら」をテーマにしていて、実際にオペラを鑑賞し、その途中で緊急地震速報が入り、災害対応訓練に移行する変わり種の企画でした。
(主な流れ)
①コンサート ②災害発生 ③災害対応訓練 ④検証会
稲沢市出身のオペラ歌手・石原まりあさんの歌声を聞いてうっとりしているところに、緊急地震速報が入ります。
歩ける人は施設職員による避難誘導で外へ。天井が崩落し、逃げ惑う人々の将棋倒しが起きてケガ人がいると想定して、救急隊による救出、市民病院・厚生病院からなる災害派遣医療チーム(DMAT)の活動がなされました。
コンサートに限らず、建物内に入る時は避難時の導線を確認する必要がある。この日はわずかに雨が降る状況で、天候によって避難・救援の難易度が変わる。地震によって道路が寸断された場合、今ここにある資源(人と物)で対応しなければならない。
など、いろいろと考えさせられました。
今回の訓練は、災害はいつ起きるか分からないことを改めて実感できますし、コンサートを題材にすることで防災訓練が未体験の層を取り込める良いアイデアだと感じました。
このように、さまざまな工夫をこらしながら、個人と地域の防災力を高める活動を重ねていきたいですね。
稲沢市議会議員 しち おう/志智 央
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