前回の記事に続き、今回も登壇の報告をしますね。
子どもの熱中症対策について、軽いノリで振り返ってみましょう。
(しちおう)
・ 7月に愛知県豊田市で校外活動に参加した児童が、熱中症にかかって亡くなったよ。
この事故を受けて、小・中学校へのエアコン設置を求める声が広がってる。稲沢市は既にエアコン設置を進めてくれているし、計画を前倒しする予定だよね。
それはすごく良いことだ。でも、豊田市の事故は、エアコンの設置だけの問題ではないようにも感じるよ。
亡くなった児童は、体調不良を度々訴え、学校に戻った後にエアコンのない教室で休息をとっていた。周りの人に熱中症の知識があれば、すぐに救急の要請をしたり、救急車を持つ間に水分と共に塩分の補給、服を脱がせて通気を良くし、太い血管を冷やしたりする応急処置が取れたかもしれない。
全部結果論だけどね、稲沢市でも同じようなことが起きないように、このケースから学ぶ必要があると思うんだ。稲沢市では、熱中症になった児童の報告はあったのかな?
(しちおう)
・教育現場で熱中症の知識や応急処置を学ぶ機会はあるのかい?
・各校が作成した「危機管理マニュアル」や養護教諭部会が作成した「稲沢市養護教諭執務の手引き」をもとに、毎年、朝の打合せ等の時間を使って、学んでいる。
(しちおう)
・各校、いろいろな工夫をしていてね。登下校時の防止の着用や、僕らのクールビズのように登下校と授業を体操服で行なっても良かったり、下校時は部活動の服で良かったり、水筒の中身はスポーツドリンクでも良いなどの工夫をしているよ。稲沢はどう?
・授業中の水分補給、スポーツドリンクを許可する期間の拡大など、柔軟に対応している。
(しちおう)
・今年の甲子園は、 熱中症対策のために試合時間が変更されたり、給水時間が設けられたりしたよね。部活動中は熱中症のリスクが高まるし、特に、夏休み期間中は練習時間が長いよね。甲子園のような工夫をしたり、練習や試合を行なう際の基準を設けたりしたらどう?
・熱中症指数を測って、気象状況に応じた対応をしている。たとえば、部活動の練習時間を短縮したり、日中の暑い時間をさけて活動したりしている。大会でも、無理のない日程に変更したり、必要に応じて給水時間や休憩時間を設けたりするなど、例年にない対応を進めた。
(しちおう)
・僕は運動部だったけど、小学生の時は水も飲めず、中学生の時は体力作りのためにずっと学校の外周を走っていたよ。夏休み期間中の部活動はなぜか一番暑い時間帯にあったしめちゃくちゃだった。
さすがに今は無いと思うけど、我慢と忍耐で強くなると教えられてきた僕らの世代が今、部活動の顧問をしていることも多いよね。今年してくれた柔軟な対応を、今年だけに限らずこれからの夏のスタンダードな対応として取り組んでね。
〜おわり〜
だいぶ涼しくなって忘れがちですが、今年の夏は異様な暑さでした。
エアコンが無ければ子どもが学ぶには適さない環境、それ以上に命の危険もあります。
稲沢市は中学校は今年の冬に、
小学校は平成32年の夏に間に合うようエアコンの整備を進める予定です。
その他も柔軟な対応をしてくれたようなので、これを今後も続けてほしいと思います。
昨日今日と質問文を読むのは大変だったと思いますが、
最後までお付き合い下さり、誠にありがとうございました!!
議会の様子がすこしでも伝わると嬉しいです!
しち おう/志智 央
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