稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

西尾市学校給食センターを視察しました。

稲沢市議会議員のしちおうです。

みなさんの好きだった学校給食は何ですか?

ぼくはカレーと焼きそばと揚げパンです。今回はそんな学校給食にまつわるお話で、7月に会派(稲沢市議会の議員グループ)で西尾市学校給食センターを視察した内容を報告します。

なぜ給食センターを見に行ったの?

稲沢市は2020年にこれからの学校給食のあり方について方針を出しました。その一つが、給食施設の大半が昔の衛生管理基準に従って建てられているため、新基準に合致する施設に集約化を図りたいというものです。

▶︎ 過去にブログでも触れたことがあります

計画内に稲沢市東南部に新規の学校給食センターを建設する予定があるため、より良いものになるよう、同規模の「西尾市学校給食センター」を視察することにしました。

 

西尾市学校給食センターは2021年に新設されたもので、新たな衛生管理基準※に則って作られています。

・ドライ方式と呼ばれ、床に水が落ちない構造の器具などを使用し、床を乾かした状態で作業を行なう。床での細菌の増殖を防止するとともに、跳ねた水による食品の汚染を防ぐ調理方式が取られている。

・他にも、汚染区域・非汚染区域とを分けるゾーニングや、一方通行の作業動線、虫などの侵入を防ぐ機材の設置など、衛生管理が徹底されていた。

 

珍しいのは、食育の観点から調理現場を見学できるスペースが設けられていることで、視察時も現場を見せて頂くことができました。確かに、調理員さんが一生懸命作っている姿を見られるのは、食べるモチベーションに影響を与えそう…!

西尾市給食センターは建設前には提供できなかった食物アレルギー対応の食事も作っていて、これまでアレルギーがあって弁当を持参していた子どもが他の子と同じ給食を食べられるようになるなどのメリットがあるそうです。

 

また、災害への備えとして、建物の強度を通常の1.25倍に設定し、耐震性能を高めていたり、災害時の炊き出し機能や給水確保、備蓄食料の保管なども行われていました。

 

衛生管理の徹底やアレルギー対応食、災害時の拠点としての機能など、これから同規模の給食センターを作る上で大変参考になる内容でした。今回得た知見を踏まえて、担当部署とまた話し合っていこうと思います。

しちおうサポーター登録

稲沢市議会議員 しち おう/志智 央
Facebookhttps://fb.com/shichioh
Twitterhttps://twitter.com/shichi_oh
phone:090-4239-4726
mail:shichioh@gmail.com

・8月の街頭 市政報告会の予定
 5日:JR稲沢駅  10日:高御堂
 
 ※天候などの影響で順延する可能性があります。
   参集頂ける場合は、事前連絡頂けると幸いです。
   時間は7〜8時30分 国府宮駅のみ7〜10時に開催。
   新型コロナでの困りごとなど、気軽に相談下さい。