稲沢市議のしちおうです。
25歳と42歳の厄年の男性が中心となり、
地域の人々の願い事が書かれた布(なおい布)を国府宮神社へ奉納しに行きます。
国府宮神社には各地区から、はだか男が集結。
そして、15時過ぎ。奉納の最後には、参道に神男が出現します。
これが、このお祭りの一番の見せ場。
神男は、みんなの厄を背負っていて、祭殿内に駆け込もうとします。
しかし、神男に触れると厄を祓えると言われているため、
周りのはだか男が殺到。もみくちゃにされます。
この時は命がけになり、実際に過去には死人も出ています。
ちなみに、稲沢市に住んでいると「はだか祭で新男に触った」と言う人に会います。
しかし、神男経験者の方曰く、ほとんどの人は触れないらしく、触れても神男っぽい人だったということがよくあるらしいです。特に、神男は身を清めて毛も剃っているので、坊主の人は勘違いされてもみくちゃにされるとか(それを望んで、神男っぽい格好をする人もいるとか)
この写真は、お祭りの前日に奉納される大鏡餅です。
大きさは、なんと米俵50表(4トン)!
このお餅を食べると無病息災の言い伝えがあって、多くの参拝者が買い求めます。
また、はだか男が身に付けているなおい布も厄除けになると言われていて、
祭の中で分けてもらったり、神社で買い求めたりします。
僕が以前に病院に勤めていた時、祭りの翌日はほとんどの患者さんがなおい布を持っていました。町内を練り歩く際に、はだか男が病院に寄ってくれるんですね。杖にキラリと光るなおい布。そして、普段より軽い足取り。
稲沢市民にとって、本当に大切なお祭りなのだろうと感じます。
はだか祭は、旧正月に行なわれていて、来年2019年は2月17日(日)に行なわれます。
ちなみに、僕は毎年「今年こそは…」と言いつつ、今年も参加できませんでした。。
42歳の厄年の時に、一緒に参加してくれる人を募集しています。
しち おう/志智 央
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