稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

介護予防の担い手作り〜リハビリネットワーク〜

私は以前、病院で作業療法士をしていました。

脳卒中や骨折、発達障害なども持つ対象者のリハビリテーション(簡単に言うと、病気などによって崩れた人生や生活を、再建するサポート)に従事。次第に、病気や障害の“治療”から、なる前にいかに“予防”するかに意識は向かい、「市全体で健康な人を増やすための取り組みをしたい」と考え、今の仕事に就きました。

 

疾病および介護予防の分野でリハビリテーション職が果たす役割は大きく、各自治体で活躍している治療者は多いです(中には、市役所で働いている人も!)特に、医学的な根拠を用いて活動に関われ、かつ対象者の状態を評価できる(状態の悪い人を見極めたり、介入の前後でどう変わったかを数値で示せる)うってつけの仕事です。

 

が、しかし!!

認知度は今ひとつ…でして、「なにその仕事?」と思われることが多いです。

特に稲沢では、その度合いが強く、疾病および介護予防の分野も進んでいません。理由は様々あれど、一つは、治療者をまとめる団体(受け皿)がないからだと考えています。

 

医師会や歯科医師会、看護師会と異なり、愛知県作業療法士協会はあっても、“稲沢市作業療法士協会はない。たとえば、市民や行政が業務やアドバイスをお願いしたくても、どこに連絡すれば良いのか分からない。

 

 

自分のやりたいことを叶えるため、以外に、リハビリテーションの職種の知名度を上げるためにも、どうにかしないといけないと思っていて暗躍(笑)していたのだけど。県協会も同じ考えだったようで、稲沢市リハビリテーションの団体設立に向けた動きが少し出始めました。

 

先日、第一回目の会合があり、出席。前の職場の先輩らも参加されていて、話に華が咲いたり、初対面の方から「もしかして交差点に立っている人…?」と言ってもらえたりしました(^^)新しい取り組みなので前途多難ではあるのですが、稲沢市リハビリテーションのネットワーク設立に向けて、自分にできることを探そうと思っています。

 

 

稲沢の医療や介護、福祉にも関わることなので、進展があればまた報告しますね。

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(病院勤務時の写真が出てきた)

しち おう/志智 央
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