稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

急性期病院で働く理学療法士・作業療法士に対して、講師役を務めました

稲沢市議会議員のしちおうです。

先日、”急性期病院”で働く理学療法士作業療法士に対して、講師を務めさせて頂きました。

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・急性期病院とは

病気になってすぐの時期のこと。

これらの対応を24時間体制で行う病院が”急性期病院”と呼ばれ、急患や重症な病気に対する治療や手術を行なっている。簡単に言うと救急車の出入りがある病院。

ぼくが急性期病院で働いた後に、その経験を生かして医療や介護、福祉に関する政策を立案したり、地域住民と共に町づくりを行なう市議会議員になったことから、お声がけ頂きました。

本当にありがたいですし、貴重な機会なのですが、療法士会でぺーぺーの存在であるぼくにとって、身に余る光栄であるとともに、大変なプレッシャーでした…だって、20年、30年やっている人もいる中で、病院で6年、議会で6年働いただけのぼくが講師役だもの。。

 

テーマはお任せされたので、自己紹介と”作業療法士兼市議会議員”として行った取り組みを紹介させて頂いた後に、「急性期病院で働く上で大切にしたい視点とは何か、そして、行政支援サービスには何があるか」をお話ししました。

 

ぼくは、生まれも育ちも稲沢市でなかったので、稲沢市内の病院に勤めた時に患者さんから「〇〇に住んでいる」と言われてもピンときませんでした。

その人が病院を経て、これまで過ごしてきた家と地域に戻る際のイメージが湧かなくて、退院されたあとに「かかりつけ医にはどうやって行くのだろう?スーパーへは?公共交通機関はあるのだろうか?高齢者ふれあいサロンなどの地域資源は?」などを考えきれていませんでした。

 

ですから、病院のある地域のことを知ること。患者さんを取り巻く生活圏を知ることはとても重要なんですね。他にも、自宅での生活から逆算して今のリハビリテーションを考えることや、患者さんが使える行政支援サービスには何があるか、などを自分自身の反省(急性期病院で勤務している時に、もっとこうしていれば良かったと思ったこと)も踏まえて、お伝えさせて頂きました。

 

リハビリテーションの仕事は、本当に良い仕事だと思います。臨床現場で戦っている療法士の方たちを心から尊敬していますし、今回のお話しから何か得るものがあると良いなぁと思っています。

貴重な機会を下さって、ありがとうございました。久しぶりに作業療法士っぽい仕事ができて嬉しかったです。

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稲沢市議会議員 しち おう/志智 央
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