稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

管内視察

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文教厚生委員会がありました。

今日は所轄課職員の方の紹介と各課からの報告、管内視察です。

 

報告では、今後の公務の概要や日程等の進捗状況を聞きました。

その中で、二つ質問をしました。

1つは、通学区域審議会についてです。

 

稲沢市は近年、JR稲沢駅周辺に若い家族が増え、子どもの人数が増えてきました。

とても喜ばしいことです。

しかし、入学の応募が、定員を越えることもある一方で、少し離れた地域の学校はそうではない、「差」が出てきています。そのため、通学の区域を見直すことで、生徒数を調整することが検討されています。

どの地域も抱える課題ですが、子どもは友達と離れてしまうなど、親御さんは通学の心配など様々な不安があると思います。

他の議員さんと共に、出来る限り市民の方が参加し、納得出来る形となるよう、傍聴可とすることを提案させて頂きました。

 

もう1つは、重要文化財公開「稲沢の文化財展」の展示内容についてです。

予想外に「重い」文化財があったそうで、展示場へ搬入出来なかったそうです。

担当課の方は申し訳なさそうにされていましたが、私はこの予想を越える「重さ」の文化財に興味惹かれた(しかも、所蔵先のご好意で、本来ある場所で特別に公開して下さるとのことだった)ので、悲観せずにそのエピソードも踏まえて来所された方にお伝えして公開場所へ誘導すれば良いのではないか、反対に目を引くのではと提案しました。

 

 

その後、管内視察(所轄の稲沢市の施設を視察)へ出ました。

今回は、稲沢西小学校と稲沢市民病院です。

f:id:shichioh:20151021012420j:plainf:id:shichioh:20151021012445j:plain←各階に1つは和式便器

 稲沢西小学校は、建て替え工事真っ只中で、工事済みの場所を回りました。

入口に防犯用の刺股さすまた)があったり、運動場が土ではなく埃の立ちにくいグリーンサンド(土遊びは出来ないのかな?)と言うものに変わっていたりなど、

自分が通っていた小学校とは違う…ジェネレーションギャップってやつを感じました。

でも、子どもの元気さは変わらずですね。良い笑顔の子がいっぱいいました。

今後、稲沢市では校舎の建て替えが続きます。

今回の工事を一つの事業として終わりにはせずに、良いことと悪いことを含め総括し、次に生かしていく必要があると感じました。

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f:id:shichioh:20151021012639j:plain←子ども達の作品が窓に飾られ賑やか

最後は、稲沢市民病院です。

市民病院は新しくなってもうすぐ1年になります。

今後は経営を軌道に乗せることが求められるため、管内の視察と共に現在の経営状況の確認などを行ないました。

元病院職として、たぶん、人とは違う視点(段差や手すりの位置、患者さんやスタッフの様子、動線、病棟と病室の様子など)で色々と見て回らせてもらいました。

病院は非日常であるべき場所ですが、ずっと居たせいか、結構落ち着きます。

(ちなみに、リハビリ室は入口しか見えず…残念。。)

 

 

管内視察の内容は以上です。

視察には賛否両論あり、社会科見学と揶揄されることもあります。

出来るだけそうならないように、今後の活動のどこかで生かしたいところです。