最近、事後報告ばかりですが、土日の出来事を。
土曜日は稲沢まつりに呼んで頂きました。
国府宮神社(裸祭りで有名)を主に、様々なイベント、お店が並んで、地域の人達が作り上げた賑やかなお祭りになっていました。
いなっぴーもおり、勝手にライバル視していたのですけど、想像以上に動きが可愛くて写真を撮って貰いました。肌触り?も良かったです。完敗。
本日は、祖父江町のスポーツフェスティバル(市民体育祭)でした。
自由参加のパン食い競走や地区対抗競技など、地元の方々が老若男女問わず参加され、こちらも賑わっていました。
また、近くにある高校の吹奏楽部が、開始時に演奏をしてくれました。
私は楽器の音が好きで、近くで聞いていたところ、顧問の先生と話をするこが出来ました。
この先生が素晴らしい方で、一部会話の内容を抜粋すると「学生は卒業後に地域を離れるかもしれないが、どこへ行っても音楽と繋がっていて欲しいし、文化を引き継いで欲しい。部活で出会った友人との関係含めて、教育の中で音楽を教える意味はそこにあると思う」と話されていました。
最近、人が住まう理由を考えます。
人口が減る中で、どのように人は住む場所を選択するのか、また次代の子らはどうすれば生まれた場所に居続けてくれるのか。稲沢市をはじめ、どの自治体も抱えている課題です。
私たちはつい他から人を呼び込むことを優先的に考えてしまいがちです。その方が結果がすぐ出ますし、手っ取り早いからです。しかし、どの自治体も考えは同じですし、人の絶対数が変わっていない以上、今ある牌の奪い合いにしかなりません。根本的な解決には至っていないです。
じゃあ、どうすれば良いのか、その方向性を示すヒントが先生の話の中にあるかもしれません。大事なのは、そんな時代を生き抜ける子を育てることで、たとえ今いる場所を離れても、各々の場所で自由に生き続け、あわよくば家庭を築いてくれれば日本全体で見れば良いことなのではないか。
どこへ行っても大丈夫と思える、そんな彼らの根本に育った「地域」、「文化」が根差していれば、長い目で見た時にその地域に還元されて、生かすことにも繋がるのではないかと考えていました。
…まぁ、具体的な案ではないですし、喫緊の課題でもあるのですが、もっと大きな視点と長い目で見る必要もあるのかもしれないと感じました。
ちなみに、吹奏楽部の演奏はとても良かったです!
私もまた音楽がしたくなりました。