稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

第47回 稲沢植木祭りに行ってきた。

稲沢市議のしちおうです。

稲沢といえば、植木・苗木の生産が盛んに行なわれています。年に一度、それらを割安に提供するイベント「いなざわ植木まつり」があります。本日開場式があって、参加してきました。

 

国府宮神社の参道に所狭しと並ぶ植木と苗木。小さな鉢植えもあれば、本格的な植木もあって、中には50万円もする庭の見本園も。天気もすばらしく、多くの人で賑わっていました。

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そして、今回はお花も。僕もそうですが、アパート暮らしで庭を持っていない人もいます。そういった方でも楽しんで、なにかを持ち帰ってもらえるようになる良い取り組みだと思います。

導入にあたって、「植木、苗木が売れなくなる」という意見もあったそうですが、まずはイベントに足を運んで頂くこと、交流人口を増やすことで植木、苗木、盆栽などにも興味・関心を持って頂くチャンスを増やすことが大切だと考えます。

長い目で見て、生産者の方々に利益があるように仕向けていきたいものですね。

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今回も苔玉教室は健在。人気なようで、既に申し込みは終えていました。

【植木祭りで苔玉教室に参加した話はこちら】

 

いなざわ植木まつりは、本日から4月29日まで開催されます。みなさんも是非お越し下さいね。

 

【詳細はこちら】

第47回いなざわ植木まつり(平成31年度)|稲沢市公式ウェブサイト

 

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しち おう/志智 央
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統一地方選・後半戦スタート。

稲沢市議のしちおうです。

全国の多くの自治体で選挙が行なわれる統一地方選の後半戦。政令市以外の市長と市議会議員選挙が日曜日から。そして、今日から町長と町村議会議員選挙が始まりました。

 

僕は議員を目指すと決めるまで、選挙に携わったことがありませんでした。だから、自分の選挙の時は右も左も分からずバタバタ。このままではいけないと痛感し、それからは志を同じくする全国の議員の手伝いをたまにしています。

 

今回の統一地方選も友人、知人らの手伝いに。候補者の名前を連呼しかできない選挙カーや、はちまきを巻いて、握りこぶしを突き上げ、気勢をあげる選挙の様子にあいかわらず違和感を抱きつつ、どうにか変えられないのかと思いながら、勉強させてもらっています。(ブログの更新頻度が落ちているのはそのため…すみません)

 

 

人の選挙に出向くと気付くのは、候補者の周りの人の頑張りです。候補者は事務所の外に出てしまうので、事務所の中で続出するトラブルには気付きません。周りの人も候補者に負担をかけまいと、それを伝えようとはしません。僕の時もきっとそうだったろうし、周りの人のお陰で選挙ができて、今の活動ができているのだと改めて感じます。

 

こういう初心を忘れないためにも、たまに戦場(選挙)に身を置くことは大切ですね。

 

明日から中盤戦。

来たる日に備えて、どうすれば、稲沢市民の方に声を届けられるのか、町のことを考えてもらえるのか、市政や議会に興味を持ってもらえるのかを考えながらもう一踏ん張りしてきます。

本日はこの辺で。

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女性市議会議員の割合は何%?進まない女性と若者の政治参加。

稲沢市議のしちおうです。

全国統一地方選挙の後半戦が間近となりました。無投票で当選する議員が増えて、議員のなり手不足が言われる中、新たな担い手として期待されているのが女性です。

  

昨年、国や地方の選挙で「男女の候補者数をできる限り均等にする」法案が成立。各政党に女性候補を擁立するよう努力義務が課せられました(法的な拘束力はありません)

 

と言うのも、日本は先進国の中でもダントツで女性の政治参加が低いです。

これがどんな影響を及ぼすのかと言うと、国や各自治体の政策で女性が陥りやすい被害(DVなど)や女性に多い病気に対する手立て、あるいは、今の日本において女性が担うことが多い子育てへの施策の精度が下がることに繋がります。

 

つまり、どうしても政策が男性寄りの視点になってしまいます。日本において子育ての政策が未熟なのは、政治への女性参加が少なかった影響も少なからずあると思います。

 

では、実際に女性議員はどのくらいいるのでしょうか?

全国の市議会議員の数は、19,022人(2018年8月集計)

その内、男性は16,134人。女性は2,888人。

割合にすると、なんと15.2%しかいません(ちなみに、稲沢市は11.5%)

10年前は12.6%だったので、少しずつ増加しているものの、均等な数、あるいは同数にはほど遠い数値になります。

 

 

そして、それ以上に深刻なのが若者のなり手不足です。

20代議員は0.3%、30代議員は4.9%20〜30代で約5%しかいません。

もっと若い人が参加して、議会を実社会の年齢構成に近づけることが必要です。

そうすることで、多様な意見が飛び交い、最適な政策に結び付く可能性が高まります。

 

 

両者に共通するのは、選挙へ挑戦することのハードルの高さだと感じます。

選挙ポスター、選挙カーでの名前の連呼、はがきや選挙公報くらいしか訴えかける手段が無く、お金がかかり、仕事も多くの場合は辞めなければならない。

誰でも簡単に出られて、仕事も辞めずに済み、方法も公開討論会を各地区ごとに開いて政策を戦わせるものを主にしたスタイルに変えていく必要があります。

 

と言っても、なかなか道は険しく時間もかかるので…

まずは、現在の僕らが投票する時に、政党だけではなく、議会に足りない要素(女性や若者の視点、あるいは専門家など)を考えて、多様性を補うような形で投票することが大切です。

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