稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

【雑記】情報を使いこなす力「リテラシー」が子どもも大人も必須になる時代へ

稲沢市議会議員のしちおうです。

日本の衆議院議員選挙が終わり、アメリカでは大統領選挙が始まろうとしています。

昨今のさまざまな選挙を見ていて感じるのは、情報の氾濫です。テレビや新聞などのメディアではない、SNSにおける情報の氾濫が顕著になってきていると感じます。

誰でも発信・受信できるようになったこと、SNSに触れる時間が増えたことによって、さまざまな情報が入ってきてしまう嫌でもその情報に当てられてしまう。中には、耳目を集めるような刺激的な情報や誤りも含まれています。

 

これまでは、情報を受け取る手段が限られていたことで、自ずと入る量が限られていました。また、自分の代わりに情報の取捨選択をするものがありました(本における出版社、報道におけるテレビ局、出版社、ガイドラインなど)しかし、今は量に際限がないし、質も自分で選び取らなければならないことが増えました。

 

これは、SNSはもとより、ネットが流行してからずっと言われてきたことです。

なんですけど、全国的に注目を浴びる選挙(たとえば、東京都知事選、衆議院選挙、兵庫県知事選挙など)でのSNSでの情報氾濫を見ていて、「この情報の出所はどこなのだろう」、「どちらの言い分が正しいのだろう」、「一体なにが正解で、なにが間違っているのだろう」と不安に感じることが多々ありました。

 

情報の取捨選択って本当に本当に難しい

今回のアメリカの大統領選挙では、前例のない量の偽情報が出回っていると言います。日本も含め、どこの国も直面する、あるいはすでにしている問題だと感じます。

ファクトチェックという言葉が認知されてきたように、不正確な情報を潰す作業が必要ですが、誤りの拡散の速度には追い付きません。それに一度歪められた認知は簡単には元に戻りません。

最近、一部のSNSでは不正確な情報に対して、疑問を呈する機能も出てきました。しかし、それも誰が、どの立場で、疑問を呈しているのか、充分ではありません。

子どもたちのことも心配です。大人でも難しいこれらのことを、子どもは判断できるのだろうか。AIの進歩でフェイクニュースの質は格段に向上してくるはずです。

考え始めると、先行きが不安になりますが、とにかく自分で自分を守るしかない。

情報が氾濫する中で、どのように情報を手に入れ、取捨選択し、最後に判断をしていくのか。その力を身に付けなければいけない。それもSNSの速度に合わせて早急に。

 

情報の受け手、出し手に誰でもなれる時代だからこそ、情報を使いこなす能力であるリテラシーを高める教育を子どもはもちろん、大人も行っていくことが重要なのだと思います。

SNSに関しては、大人もまだ経験が浅く、逆コナンくん状態(見た目は大人、(SNSの)頭脳は子ども)だとも思うので。

私も気を付ける。し、学びを深めていこうと思います。

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稲沢市議会議員 しち おう/志智 央
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