稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

稲沢の子ども食堂〜ひろがれ、支援の輪!〜 

稲沢市議のしちおうです。

稲沢市で唯一の子ども食堂。その第2回目が今日開かれました。

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子どもの貧困。

2012年、6人に1人の子が貧困に陥っているという調査報告が出て、「子どもの貧困」が明るみになりました。愛知県の貧困率は、全国平均より大幅に低い5.9%(2015年調査)ですが、稲沢市で※就学援助金を受けている子は小・中学校合わせて約900件。明るみになっていないだけで、多くの困っている子がいると思われます。

 

※就学援助金:経済的な理由で就学が困難と認められる児童・生徒の保護者の方に対して、教育の機会均等の趣旨に基づき、義務教育の円滑な運用を図るため、就学援助費を支給する制度。

 

栄養摂取が給食頼みとなっている可能性があり、長期休暇で深刻化するのを防ぐため、冬休みのタイミングで第2回が開催されました。

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(おでんの機械すげー)

 

今回はSNSやチラシ、口コミ等の効果で、参加者が増加!

なんと、私のSNSを見てボランティアとして参加してくれた大学生もいました(ありがとうございます!)食料品の支援など、方々からの助けも増したとのことで、支援の輪の広がりを感じました。

 

ちなみに、今回のメニューは味噌おでん、大学いも

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大人はカンパ 300円で食べられます。おいしかったー。

 

 

子ども食堂は、貧困世帯の子どもの栄養補給という意味だけではなくて、

子どもの孤立を防いだり、子に加え親を行政支援に繋げたりする役割もあります。

 

現在は社会福祉協議会会館という子どもに馴染みのない会場で行なっていますが、

もしかしたら、公民館など子どもが普段から居る場所でやることで、子どもを「貧困」で分けずに、広く参加者を募れるのかもしれないなーとぼんやり考えていました。

余計なお世話な気もするので…主催者の方には、コッソリ伝えておきました。

 

いずれにせよ、行動に起こせる人と、それを支えられる人って好きだな。

担い手の人たちは、街の財産です。

彼らが思いを遂げられるように、活動し続けられるように、私も力になりたいな。

 

しち おう/志智 央
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