稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

稲沢市議会議員選挙に立候補しました。

稲沢市議会のしちおうです。

本日、稲沢市議会議員選挙が始まりました。

9月22日投開票、選挙期間は本日より21日までとなります。

 

今回は、定数26に対して、34陣営が参加。8人が落ちる厳しい選挙になります。

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改めてここで自己紹介をさせて頂くと、

ぼくは、元々、稲沢厚生病院で作業療法士をしていました。

作業療法士と言うのは、脳卒中や外傷、難病、認知症精神疾患、発達障がいなどの方の社会復帰を支える仕事なのですが、目の当たりにしたのは「たった一度の病気で本人のみならず家族の人生までもが大きく変わってしまう」現状で。

 

医療・福祉・介護の専門家として、「病気を予防すること」と「たとえ病気になっても、住み続けられる町」にしたいと強く思いました。

 

と同時に、ぼくが子どもの頃に不登校であった“当時”と“今”とで、大きく変わらない環境を見て、不登校やいじめに対しても関わっていきたいと思いました。

 

異なる二つの分野を解決するために辿り着いたのが、政策で社会を変える“議員”という役割です。

 

そして、4年間必死に取り組んで、成果が出てきました。

これをもっと前に進めていきたいです。

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あともう一つ、遠くに感じる政治を身近にしたいのです。

今まで政治と接点のなかった人へ届けて、一人一人の力で変えていける政治を実現することも目標にしています。だから、今回も来てもらうのではなく、こちらから出向くために、自転車で回ります。

 

初日で既に黒焦げですが、残りの日々も頑張ります!

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稲沢市議会議員 しち おう/志智 央
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父になっていく。

稲沢市議会のしちおうです。

この度、子どもを授かりました。

この日を迎えるまでに、妻の体調が崩れたり、予定日になっても産まれてこなかったり、急きょ帝王切開になったり、予期せぬことの連続で。

毎日どこかで新たな命が誕生する中で、ありふれた出来事のように感じていた出産が、どれだけ大変なことで、とんでもなく奇跡的なことか、実感しました。

 

まだ父親としての実感は少ないけれど、これから起きるさまざまな出来事を乗り越えていくことで、父になっていきたいと思います。これから長い道のりになるので、道中を楽しみながら、彼女の誕生を通して、ぼくの世界の見え方が変わっていくことも楽しみながら、進んでいきたいです。

 

生まれてきてくれて、ありがとう。
祝福してくれた家族と友人たち、ありがとう。


「自分の子どもは可愛いよ」って、いろんな人の口から耳にタコができるほど聞いてきたけど、それは本当だわ。かわいいわ。

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試行錯誤の先へ〜石川県加賀市の議会改革〜

稲沢市議会のしちおうです。

外部からは見えづらい視察を可視化するレポートの第二弾は、

石川県加賀市の「議会改革」です。

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概要

加賀市は、早稲田大学マニフェスト研究所が出す議会改革度調査で、全国1,318議会のうち第4位!政令市・中核市を除く一般市では第1位となっている先進地です。

 

ちなみに稲沢市は議会改革度ランキング400番台です…。

 

加賀市の取り組みが始まったのは、平成22年。議会が目指す姿を規定する「議会基本条例の制定」からであり、そこから毎年、新たな課題へ挑戦しています。まとめると、ざっとこんな感じ。

加賀市の議会改革 年表

平成23年

議会報告会(毎年度開催し、現在は2年で市内全地域を回る)、政務活動費の全面公開、市民主役条例の制定、小学生の議会傍聴、子ども議会・女性議会の開催

平成24年

ポイ捨て等防止条例の制定(市民の要望を受けて提案)

平成25年

事務局職員の増員と政策法務担当を配置、市民アンケートの実施

平成26年:政策提言(人口減少対策、空き家対策)、大学院と連携協定を締結

平成27年:地域医療を守る条例の制定(新病院のオープンに向けて提案)、Facebook の開設、タブレット端末を導入、インターネットライブ中継を開始

平成28年:市内高校との意見交換会、大学院インターンシップの受け入れ

平成29年:災害対策基本条例の制定、いじめから子どもを守る条例の制定

平成30年:ケーブルテレビ広報番組の放送、議会おでかけ教室(小・中学校)の開始 

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背景

加賀市議会の改革が進んだ背景には、改革推進派の議員が大会派(多数決で優位に立てる大人数の議員グループ)に登場したことと、改革への取り組みが早稲田大学マニフェスト研究所の調査によって可視化されたことがあります。

改革前に863位であったランキングが、改革を始めた翌年には43位、さらにその翌年には19位と、目に見えて成果が表れた。つまり、取り組みのフィードバックが得られて、成功体験に繋がったんですね。

また、議会のライブ中継や議会モニター制度(市民に議会や広報誌の様子を見てもらって、意見をもらう)などを通して市民に開かれた議会を目指すことで、「市民に常に見られている」ことによる議員の意識改革も要因の一つだと感じました。

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これが、とても大切で!

市民の監視の目によって議員の姿勢は変わる。逆に、それがなければ、議会は腐敗していくのです。ぼくは、「情報は公開が原則」を訴えて、改革が進まない稲沢市議会でも、情報公開を進め、市民の目を入れ、議員一人一人の意識を変えていきたいです。

 

 

議会にできることは実はたくさんあって、今はまだその権限を活用できていないだけなんですよね。

①市民の税金が適切に使われているか監視する

②市役所側が出してきた案が市民の幸福に繋がるのかどうか審議する

③もっと良い町を目指して政策提案する

以上のような議会の本来の役割を取り戻し、風土として根付くように、議会改革を進めていきたいという思いを改めて強くしました。

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ちなみに、改革が進む加賀市議会でも「日曜議会を開いたが、人が来なかった」など、思うような成果を得られないこともたくさんあったようです。しかし、諦めなかった。失敗を失敗のままで終わらせないように、試行錯誤した。こういう姿勢が大切ですし、市政に真摯に向き合うことに繋がっているのだろうと思いました。

 

稲沢市議会もこうでありたい。そのために変えていきたい。

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