稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

家庭をもつ。

稲沢市議のしちおうです。

私事すぎて大変恐縮ですが、実は結婚しました。

 

えー、オマエが!?と言う声が聞こえてきそうですが、実の親からも言われました

マイペース極まりない人間ですが、それを受け入れてくれる良き伴侶に恵まれました。

 

 

式は、両親と兄弟のみの簡素なものにしました。

理由は、新郎新婦登場!二人の初めての共同作業、ケーキ入刀!お色直し!

などのめまぐるしい展開に私が付いていけないからです(笑)

ゆっくり、参加者と話たかったし、なにより食いしん坊なので落ち着いてご飯を食べたかったのもあって、この形式に。

 

それとは別に、専門学校時代の友人が祝ってくれたのですが、病院勤務時代の同僚まで出演する動画を作ってくれて感動しました。病院に遊びに行った時は、誰ひとり動画のことに触れず、プライベートにまで守秘義務を果たす彼らの姿に脱帽しました。


ちなみに、祝いの席を設けてくれた友人らには、終わってからすぐ感謝の気持ちをメールしたのですが、ほぼ全員が既読スルーするという仲が良いのか悪いのかよく分からない状況でした。でも、みんな素敵な人ばかりで、出会えたことに感謝しています。

 

私は彼らのようにもらった恩以上のものを、人に返してから死にたいと思っているのですが、既に債務超過。。これから頑張って、与えられる人になります。

 

結婚しましたが、しちおうという新種のイチゴみたいな名前は変わりませんので、今後ともよろしくお願いします\(^o^)/

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稲沢の子ども食堂〜ひろがれ、支援の輪!〜 

稲沢市議のしちおうです。

稲沢市で唯一の子ども食堂。その第2回目が今日開かれました。

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子どもの貧困。

2012年、6人に1人の子が貧困に陥っているという調査報告が出て、「子どもの貧困」が明るみになりました。愛知県の貧困率は、全国平均より大幅に低い5.9%(2015年調査)ですが、稲沢市で※就学援助金を受けている子は小・中学校合わせて約900件。明るみになっていないだけで、多くの困っている子がいると思われます。

 

※就学援助金:経済的な理由で就学が困難と認められる児童・生徒の保護者の方に対して、教育の機会均等の趣旨に基づき、義務教育の円滑な運用を図るため、就学援助費を支給する制度。

 

栄養摂取が給食頼みとなっている可能性があり、長期休暇で深刻化するのを防ぐため、冬休みのタイミングで第2回が開催されました。

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(おでんの機械すげー)

 

今回はSNSやチラシ、口コミ等の効果で、参加者が増加!

なんと、私のSNSを見てボランティアとして参加してくれた大学生もいました(ありがとうございます!)食料品の支援など、方々からの助けも増したとのことで、支援の輪の広がりを感じました。

 

ちなみに、今回のメニューは味噌おでん、大学いも

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大人はカンパ 300円で食べられます。おいしかったー。

 

 

子ども食堂は、貧困世帯の子どもの栄養補給という意味だけではなくて、

子どもの孤立を防いだり、子に加え親を行政支援に繋げたりする役割もあります。

 

現在は社会福祉協議会会館という子どもに馴染みのない会場で行なっていますが、

もしかしたら、公民館など子どもが普段から居る場所でやることで、子どもを「貧困」で分けずに、広く参加者を募れるのかもしれないなーとぼんやり考えていました。

余計なお世話な気もするので…主催者の方には、コッソリ伝えておきました。

 

いずれにせよ、行動に起こせる人と、それを支えられる人って好きだな。

担い手の人たちは、街の財産です。

彼らが思いを遂げられるように、活動し続けられるように、私も力になりたいな。

 

しち おう/志智 央
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好きな人が、目の前で鼻をほじっていたとして

稲沢市議のしちおうです。

人は、出会って数秒で相手の印象を決定付けています。

その多くは「あの人は〇〇だ」という思い込みで、自分にとって都合の良い解釈をしています。ですから、相手が印象通りの言動・行動をとらないと、違和感を覚えます。

 

たとえば、「素敵!」と思った子が、鼻をほじっている姿を見て幻滅したとかですね。

 

その子は、元々、人前で鼻をほじる人だったわけですが、「こんなに素敵な人が、鼻をほじるわけがない」と、自分の都合の良いように相手を解釈しています。

そして、高めた相手のイメージ分、裏切られたことにショックを覚えます。

A「ステキ!あの人は人前で鼻なんてほじらない人だわ!」

B「ほじほじ」

A「キライ!」

みたいな。

 

 

さて、そんな前提を共有した上で本題。

先日、とある芸人が、原発や沖縄の米軍基地などを題材にしてお笑いをしていました。

 

芸人は「現実に起きている問題から目を背けずに見てみようよ」というメッセージを込めた上で、笑いに昇華させていた(と私は感じた)のですが、その放送の後に芸人のSNSは炎上。

 

異なる意見を持つ人からは、「何を言っている」「お前は何も分かっていない」などと批判が殺到し、似た意見を持つ人からは「よく言った」「評価する」などの声が寄せられていました。

 

 

私はそれを見て、強烈な違和感を覚えた後、どちら側にも立ちたくないと思いました。

思うに、意見は違えど、互いを罵り合っているのは同じで、「似た人たちだ…」と感じたからだと思います。

 

一見すると、批判する人が悪者で、賛同する人が味方みたいな構図ですが、両方の根底にあるのは同じ心の動きで、自分と同じ意見は持ち上げ、異なる意見は叩き潰すという発想です。

 

賛同する人は、自分と同じ意見でいる間は良いですが、この芸人が意に添わない発言をしたら「何を言っているんだ」、「やはりお前は何も分かっていない」と叩くのでしょう。批判していた人は、芸人が自分の意に添う発言をした途端「お前のことを勘違いしていた」、「評価する」と言うのでしょう。

 

簡単に盛り上がった分、落ちていくのもあっという間。

 

 

そういうのって、とても怖い。

人の表面だけを見て、好きだの嫌いだの、極端に感情の針を動かすのは怖いことです。

 

 

人を好きになっていく過程は、好き嫌い、良い悪い、感情の針が左右に揺れ動きながら段々と相手を信用していくことだと思います。

そうして相手のことを知ると、少しの感情の揺れでは、動じなくなってくる。

嫌な部分もあるけど、こんな良い部分もあるからと、多面的に見られようになってくるからです。

 

 

私自身、表面的にしか人を見られないことが多々あるからこそ…

簡単に盛り上がりも盛り下がりもせず、長い目で見たい。そして、多面的(相手の背後にあるモノに思いを馳せられる)に人と接したいと感じました。

 

 

※ちなみに、当ブログはアイデアをひねり出すため、鼻をほじほじしながら書いております。

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