稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

「ハンコの押しすぎでマメできた」活動報告の配布開始

稲沢市議のしちおうです。

今年の10月で任期の半分を終えました。

議員になって何をしたか、何ができたかを、選挙で応援してくれた人に届けたくて、新たなチラシを作りました。普段は駅やポスティングで配るだけですが、今回は郵便でも配送することにしました。

 

先日そのチラシと封筒が自宅に届いたのですが、デ、デカい…

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自分で頼んでおいて申し訳ないけど、邪魔と言わざるを得ない。。

少しでも早く無くなるように、せっせと折り作業、封筒詰め作業をしたのですが…

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ぜんっぜん、減らない!

チラシを半分に折った分、見た目はむしろ増した感すらある…

 

 

早々に限界を悟り、SNS等で周りに助けを求める。

すると、何人かの人が助けてくれることになり(神…!)、無事に終えられました。

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ところがだ。

ようやく出来た封筒を郵便局に持ち込んだところ、すべての郵便に「料金別納郵便」と「区内特別」と書かれた判子を押さなければならないことが発覚!

 

 

これがまた地獄のような作業でして…

 

ぺったんぺったん。ひたすら郵便局で判子を押します。

このスタンプの色の出がまた悪くて、力強く押している内にマメができました。

 

え、人生で数えるほどしかマメを作ったことがないのに、まさか封筒を送るだけで?と思いながら、ぺったんぺったん。

 

終いには、作業が様になってきたのか、郵便局を訪れたお客さんから「ハガキを買いたいんですけど…」とか聞かれる始末。局員並みに判を押すの上手くなったけど、局員じゃねーよと思いながら、律儀に説明するしちおう。

 

 

そんなこんなで出した封筒が、今配送されています。

ちなみに、何故マメを作ってまで活動報告を届けるのかと言いますと、

「あなたの一票で当選させてもらった男は、二年間でこんなことをしました。選挙の時、あなたが投じた一票は、こんな結果に結び付きました」と伝えたいからです。

 

 

もしかしたら、ブログをご覧の方にも届くかも。

そうでない方も、二周年記念号のチラシが欲しいと言う方が見えましたら郵送しますので、気軽に連絡下さいね。

 

当方、チラシ折り、封筒詰め、判子押しの技術は抜群なのですぐ送れます(^^)

 

しち おう/志智 央
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閉会 反省ばかりの日々

稲沢市議のしちおうです。

今年最後の議会が終わりました。

 

以前に書いた「稲沢市初の奨学金制度」は無事に議決され、来年度から始まることになりました。

奨学金の名称は、5000万円を寄付して下さった方の名前を冠することになったのですが、これには否定的な意見も出ました。

ただ、これ、その方個人のお金のみを使った基金なので、行政の気持ちも分かるし、他市でも同様のケースがあるしで修正なく通りました。

(例:一宮市の一宮・木全・オーシマ奨学金基金など)

 

 

他にも、子育て・教育施策を加速させるため、市役所の組織を再編する案など、様々なものがありました。

 

議員になって二年になりますが、毎議会「ここはもっと調べるべきだった」など反省材料が出てきます。

特に今回は行政との関係や、議会の中での自分の在り方など、いろいろと難しい課題に直面しました。

まだまだまだまだな私ですが、今年の残りわずかの期間も気を抜かず、今回の振り返りをしてレベルアップしていきます!

 

取り急ぎ、議会が終わったことの報告だけ。

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市民をまちづくりから遠ざける元凶

稲沢市議のしちおうです。

稲沢市の東部に公共施設があります。

「稲沢勤労青少年ホーム」という名で、①和室や調理室などの貸部屋、②卓球台のある軽運動室がある建物です。

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築47年で、施設の老朽化、耐震基準を満たしていない可能性があり、青少年ホームと言う割に青少年が利用していないこともあって、廃止が検討されています。

 

 

先日、廃止の説明会があったので、車で35分ほどかけて参加して来ました(同じ市内ですが、遠いのです)

 

施設を利用されている方が参加しているので、当然ながら議論は紛糾。予定時間を1時間オーバーしても終わらず、「市長を出せー!」など収拾がつかなくなっていました。

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パブリックコメントの時にも感じましたが、行政は市民にケンカを売りたいの?と思うくらい説明が雑です。

まず、説明会が急すぎて、利用者は代替施設を検討する余地がありません。「はい。廃止」と言われても、貸室で教室・セミナーを開くなど仕事にしている人にとっては死活問題です。

さらに代替施設がどこにあるかを示すのみで、何曜日の、どの時間帯に、何名分の空きがあるか、など「使える情報がない」

これは、実際に使っていない人の立場からモノを言っているからだと思います。

 

 

廃止するにしても、もっと早くから市民に話を投げて、状況を客観的な事実(耐震強度、修繕費用、利用者数など数字)を示して、出た意見にできる限り対応しながら、でも必要な施策は進めるという態度が必要だと思います。

 

経過をすっ飛ばして、結果だけ示されても、納得できるわけがないよ。

こういうことの繰り返しが、市民が「行政は何を言ってもダメだ。市民のためには働いてくれない」という無力感に繋がって、まちづくりから市民を遠ざけているんだ…。

 

 

稲沢市が反省しなければいけないこと。

そして、市民と行政との間にある深い溝を埋める橋渡しをする議員として、事前に何もできなかった自分の責任も感じなければならないこと。

 

 

まずは、議論の経過をオープンにしなければなりません。透明化して、当事者もそれ以外の人も、話に加わってもらわなければならない。

 

 

変わっていきたい。私もまちも行政も。

しち おう/志智 央
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