稲沢市議のしちおうです。
先日、名古屋市立工業高校の主権者教育の授業に外部講師として呼んで頂きました。
主権者教育に携わることが夢の一つでもあったので、とても嬉しかったです!
授業では、愛知県内の若手議員(日進市議の大橋祐介さん、犬山市議の久世高裕さん、そして僕)がファシリテーターとして参加。「もし名古屋市で高校生議会が開かれたら、市長に何を提案し、実現に向けてどんな質問をするか?」をテーマにグループディスカッション、そして発表を行いました。
僕のグループでは、「通学時に使う駐輪場の値段を安くして欲しい」、「学校のトイレに和式が多く、冬場は寒い」という身近な課題や、「父親が病気になった時に金銭的に困ったから、福祉や貧困に力を入れて欲しい」など実体験に伴った意見が出ていました。
最終的には、「駐輪場の値段を無料にして欲しい」と提案。
市長から「予算が足りない、無料化に伴うデメリットもある」と指摘されることを想定し、「せめて貧困家庭は学割を導入したり、地球温暖化対策や健康へ寄与した分を財源に回したりする」などの反論も考えました。
彼らの真剣に話し合う姿。他者の意見を聞く姿勢。
日常の中に潜む疑問や課題を見付けて言葉にするセンス。
どれも素晴らしかったです。反対にこちらが勉強になることばかりでした。
また、主権者教育の授業に議員を呼んで、身近な疑問をぶつけたり、アドバイスを受けながら考えをまとめたりする今回の授業は前例の殆どない取り組みだったと思います。
その分、苦労も多かったと思いますが、先進的な取り組みに果敢に挑戦されて「できることを示した」先生と生徒、名古屋市教育委員会にも感謝です。ありがとうございました!
さらに、この時の様子が、中日新聞の県内版に掲載されました。
若い時から普通に政治や議員と接点が持てるのは大切なことですよね。
こういう動きが今回のアクションをキッカケに全国に広がって欲しいです。
僕もまたどこかでこんな風に主権者教育に関われると良いなぁ。
しち おう/志智 央
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