今年に入ってから、地域の子どもたちと遊ぶ機会を頂いている。
僕は子どもの居場所作りや学校以外での学びの場、ロールモデルとなる大人との出会いに関心がある。その話を方々でしていたところ、長い間、地域の子どもたちと遊んでいる人と知り合いになった。そして、意気投合して、上記記事のような集まりを一緒にやらせてもらっている。
先日その集まりがあって、みんなで流しそうめんやかき氷をした。
僕は自慢の腕力を生かして、ひたすらかき氷を作る役を担った。ひたすら削った。
暑さのせいで、かき氷は大人気。行列がほぼ絶えることがなく、中には10回近くリピートする猛者もいた(その子は間違いなく翌日にお腹を下したと思う)
僕は非常に汗かきなので、周りの人に心配されるくらい汗だくになりながらも、かき氷を削りきった。やったぜ、子どもらの胃袋に勝ったぜと思ったけど、翌日に信じられないくらいの筋肉痛(右肩だけ)に襲われて、無理はするものではないと思った。
でも、子どもたちが喜んでくれたから良かった。
夜にはちょっとした肝試しがあって、お化け役もやった。
お面を被って驚かそうと思ったのだけど、子どもは全然怖がらないし、終いには「こんな事ばかりしていないで、仕事して下さい」とまで言われるし、子どもの方がよっぽど怖いと思った。
本会の企画・運営は全て、居場所作りに共に取り組んでくれている人が行なっていた。
子どもたちのために毎年やってきたらしい。
準備、そして後片付けも大変だったろうな。すごいことだと思う。
普段ゲームばかりしている子も、ゲームそっちのけで楽しんでいた。昔に参加していた子どもが、大きくなって手伝いに来てくれてもいた。手伝いしながら、近況報告(彼女ができたとか)もしたり。彼らの心に楽しさだったり、感謝だったりがずっと残っているのだと思う。なんだか大切なものを見た気がした。
地域の絆や縁が薄れてきていると言われる。それが時代の流れだとも。
でも、僕はこういう集まりが好きだし、残していきたいものだと強く思った。
しち おう/志智 央
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