僕は、小児がんに罹った子どもへの公的な支援について議会で取り上げてきました。
がんだけでなく病前に獲得したワクチンの抗体をも失われてしまうというものです。
これに対して、病後に再度ワクチンを打ち直す必要がありますが、
その費用を助成する制度が今年度から稲沢市で始まりました。
そして昨日、この制度を利用したいという親御さんから電話がありました。
子どもががんに罹り、抗がん剤治療の中で病前の免疫が消失。
再接種を希望している時に、その方の親類が駅で僕のチラシを受け取ったそうです。
それによって新年度から助成が始まることを知り、連絡をくれたとのこと。
その方は行き違いにより行政とコンタクトが取れていなかったため、仲介をしました。
もしかしたら、新制度の初めての利用者になるかもしれません。
この制度が、小児がんに罹る子や親御さんの心身の苦痛や経済的な負担を特段に減らすことはできないかもしれません。しかし、わずかでも、あなた達のことを支えたいというメッセージとして、彼らに伝わると良いな。
また、チラシを配って、まさか当事者の方から連絡を頂けるとは思いませんでした。
この奇跡的な確率で起きた出来事に驚きますし、とても嬉しくなりました。
地道な活動は、どこかで、誰かに、届いている。
それはきっと、僕だけでなく、あなたのもそうです。
頑張ろう。
しち おう/志智 央
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