フツーの人の、フツーの高校生活は3年ですが、私は卒業までに4年かかりました。
「学校へ行っていなかったから」なのですが、卒業後は、周りの人よりも年齢が一つ上になるので、当然「なんで?」となります。「不登校だった」と、説明するのも含めて、私の中での悩みの種というか、コンプレックスでした。
作業療法士になるためには、3年制の専門学校と4年制の大学がありますが、私が3年制の学校を選んだのも、社会に出た時の差を埋めたかった気持ちが少なからずあります。
たった一年。
ただそれだけですが、当時の私にとっては、それが大きな差に思えたし、「家に引きこもっている間に、周りの人より出遅れてしまった」という意識が強かったんですね。
ただ、今は、4年で卒業して良かったと思っていて、
それは、専門学校含めて、その後に出会う人たちが素晴らしかったのもありますが、3年で卒業する人が多いために、4年かかったと言うと、「ん?」と興味を引くからです。
ツカミができると、相手の印象にも残りやすいし、「意外と苦労してるのねー、頑張ってるねー」とか、好印象に変わる時もしばしば(そうなるように、話を持っていく私のズル賢さ?もあるかもしれませんけど/笑)
ですから、こういう、「人とはちょっと違う」部分・経験は、意外とオモシロイ展開を生みます。
その人だけの物語でしか読めない、特別なものになる。
人と違うことは、悲しいことじゃなくて、オモシロイ。
そうやって訪れる自分だけの展開を、楽しんでいきたいですね。
しち おう/志智 央
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