稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

市議の不祥事。

福井市議会で「視察報告書」の内、少なくとも7件が全文同じか、一部書き換えで提出されていた問題が発覚した。偶然の一致?と思いきや、市議32人中、少なくとも26人が関与していたらしい。

福井市議26人が報告書使い回し 「視察内容は全員同じで問題ない」 | 政治・行政 | 福井のニュース | 福井新聞ONLINE

 

この問題が深刻なのは、前年度も32人の議員中、26人が同様の方法をしていたことだ。

つまり、まったく、反省していない(逆にすごいというか…面の皮が厚いというか…)

 

渦中の市議は、取材に対し「みんなで意見を集約して報告書を作った。問題ない」と話している。であるならば、いっそ1人が視察して、他の議員に伝達講習すれば良いのでは?と思う。

 

議員はろくでもない?

市民の方は、ガッカリしていると思う。私も、同じ市議として、ガッカリしている。

市民の怒りの矛先は、問題を起こした彼らだけでなく、他の市議にも飛び火する。当然、私たちにも向くのだけど、受け入れるしかないと思っている。その上で、情報公開に努め、彼らとは違う新しい議員像を示したい。

 

視察の必要性の有無も含めて、情報を共有して、市民と決めていく。そのためにも、情報公開は必須で、議論の土台を作るとても重要な要素なのです。

 

当市の状況。

ちなみに、稲沢市では、委員会視察が年1回(1泊2日)、会派視察が年2回(1泊〜2泊)、計年3回の視察があることが多い(所属するグループにより差がある)

報告書の提出は義務付けられているが、委員会視察は市民公開されていない。

会派視察の報告書も、市民の方が気軽に閲覧できないため(行政施設で閲覧可)、当ブログで公開している。

【ブログの検索窓か、本記事タイトル下の“視察”タグから検索できます】

 


視察報告書をコピーして提出するような議員ばかりではない、と発信し続けること。
見えづらい議員の仕事を可視化すること。

 

これは、私の役割だと思っている。
人の目には留まらない地味な行為で、需用もないかもしれないけれど、「当選できたらやろう!」と決めていた初心なので、今後も、地道に続けていきます。

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しち おう/志智 央
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