稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

選挙の話

“保育士さんのため”は、“子どものため”に

今日は愛知文教女子短期大学の入学式にお邪魔しました。 幼児教育学科がある学校にちなんで、今回は「保育士」をテーマにします。 保育士不足の現状 昨今、待機児童が問題となり、“保活”(子どもを保育所に入れるために保護者が行う活動)なんて言葉が生まれ…

バラマキ:高齢者の次は若者へ

このブログで問題視していた「高齢者向けの臨時福祉給金」ですが(詳しくは、過去記事参照)、その若者版が2016年の補正予算案で検討されているそうです。 臨時福祉給付金は、その内容と給付の時期(参議院選挙前)から、投票率の高い高齢者向けのバラマキと…

どこで生まれたとしても:子どもの貧困

子どもの6人に1人が貧困に直面していると言われています。 子どもの貧困率:平均的な所得水準の半分を下回る世帯で暮らす子どもの割合。2006年14.2%、2012年16.3%と悪化。特に母子世帯の貧困率は50%を超える。 貧困の連鎖:親の所得格差が子どもの教育・…

4億円配るために5千万円かける?:臨時福祉給付金

※一部内容の誤りを教えて頂き、修正致しました。 委員会がありました。稲沢市の提案(議案)内容を詳しく見るのと、来年度の予算が妥当かどうか見極めるのが今回の仕事です。 市長、副市長、病院のトップ、教育長、関係職員約50名以上と、議員8名+議長・副…

議員の仕事:5000人分の重み

稲沢市の人口は、約138,000人、 市民の代表たる議員は、26人います。 単純計算すると、議員1人当たり、約5,000人分の意思決定を代わりに行なうことになります。 数字にして見ると、改めて責任の重さに気が付きます。 今、議案と予算案の審議をしていますが、…

認知症を考える:大府市の認知症事故

暴力や徘徊の強い認知症高齢者の方がいて、最初てんやわんやしていたのですが、病棟スタッフの関わりのお陰で精神的に落ち着かれ、多少の徘徊は残りつつも、どんどん歩けるようにもなってきた、そんな時に、「これ以上良くなると、困る」「これ以上歩けるよ…

給付金事業に見る世代間格差

出生率の低下により人口減少が進む中、どの自治体も対応策を考えています。 稲沢市でも様々な話し合いの場が持たれており、その際に「若者」、「独身」として意見を求められ、発言する機会があります。 議会で20~30代なのは私だけなので代表して、「私」の…