しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

結果は準備の質・量に左右される

街頭に立ち、日々の仕事をこなしながら、今週末の講演会の準備をしている。

 

昨夜、会場を下見した。

実際に机や椅子を並べ替える中で、簡単に済むだろうと思っていたものが、トラブルの多発により進まなくて、ヒーヒー言っていた。

 

何回か利用したことのある部屋だったので、甘く見ていたのだ。

 

でも、これで大丈夫!

当日の設営はすんなりいくはずだ。

思いのほか会場費が高くて、さらに思いのほか財布にお金が入っていなくて、残金100円になりながらも、借りて本当に良かった。これ本番だったら、ちびってた。

 

 

何事もそうだけど、事前の準備は重要だ。

ここでどれだけ詰められるかで、結果が大きく変わってくる。

反対に、事前の準備で出せないものが、本番で出ることは少ない。

 

勝負のほとんどは、事の前に決まっているのだと思う。

 

そして、そのモチベーションを支えるのは、自分の時間を割いて講演会に来てくれる人に、「来て良かった」と思ってもらいたいと言う一心だ。良いものにしたい。

 

 

事前練習で自分の発表の下手さに驚愕したので、残りの時間で修正します。

21日、是非!

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事例で振り返る、認知症

愛知県大府市に、全国で有数の認知症研究機関「国立長寿医療研究センター」があります。センターの副院長が稲沢市で講演されると聞いて、勉強会に参加してきました。

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テーマは、前回の議会で取り上げた「認知症初期集中支援チーム」です。 

 

認知症初期集中支援チームとは

認知症の方が住む家を専門家が訪問。早期に発見、介入することで重症化を防ぐ。国は平成30年度までに各市町村に支援チームを置くよう勧めており、稲沢市は来年度開始に向けて、現在準備中だ。 

  

 

 

当事者・関係者以外にとって、認知症はイメージの付きにくいものです。

自分には関係ない、あるいは、怖いものだと遠ざけてしまう。

今回は、先行して支援チームを立ち上げた自治体の例を通して、理解を深めます。

 

・ケース1:79歳女性

経緯。

夫と死別。一人息子は海外で暮らしている。
そのため、弟夫婦と同居していた時期があったが、仲違いした後に一人暮らしになる。

 

最近、心臓を手術し、退院後にヘルパーが派遣されていた。

しかし、段々と部屋の片付けができなくなったり、「部屋のものを盗られた」という妄想が出現したりした。ヘルパーなどの支援者に対しても「お金を盗った」などの反応が出て拒否的になったため、


認知症の疑い」として、専門チームの派遣依頼が出た。


評価。

支援チームが自宅を訪問するが、口汚くののしられる。

入浴はしておらず、自身の体を清潔に保つことが自力では困難だった。

 

対応。

①弟夫婦に連絡 → 関係が悪かったが、緊急連絡先としてのみ関わってくれることになる。

②かかりつけ医に情報提供 → 服薬ができていなかったことが判明する。

③関係性を築いた後に、物忘れ外来(認知症の専門的な治療を行なう)を受診。
MRIにて、脳血管性認知症と診断される。

 

④「一緒に掃除をする」ことで拒否が軽減。部屋を衛生的に保てるようになる。

⑤デイサービスを始め、入浴もできるようになる。

⑥配食サービス、訪問看護・ヘルパーの服薬管理などを導入し、生活を整える。

 

➡ 状態が改善!

本人も「私が出来ないのは病気のせいなのよね、何でもっと早く行かなかったのかな」と話すようになった。

 

 

支援チームの地道な介入が功を奏した例です。

この段階で介入できなければ、おそらく悪化していたでしょう。

続いては困難例。

 

 

・ケース2:87歳女性

経緯。

本人と夫の二人暮らし。

夫は人の意見を聞かず、支援者との間でトラブルが絶えない。

門前払いで家内まで入れない状態。

 

評価。
敢えてチーム(大人数)で訪れずに、少人数で訪問。

なんとか家内へ入るも、劣悪な環境…緑色の浴槽、万年床の下には害虫、そして、食べ物はテーブルに放置され異臭をはなっていた。

妻の状態を調べようとすると夫の表情が険しくなったため、次回の約束だけ取り付けて一端引く。

 

対応。

夫は妻が短時間でも自分の前からいなくなることが不安な様子。

チームとして介入することは困難と思われ、①かかりつけ医を決める。②支援者が継続して家を訪問し、関係を続ける。のみ行なう。

 

➡経過を見ていたところ、徐々にヘルパーの利用ができるようになり、妻の活動量も増加。そのことを夫も喜べるようになってきた。

 


最終的に良い方向へ進むものの、支援チームとしての介入が困難だった例です。

認知症初期集中支援チームは、地域包括支援センターだけでは支えきれないケースを担うことになります。おそらく、こういった困難事例を多く見ることになるでしょう。

 

初動が鍵。

現場にいると、両ケースに似た方を時々見ます。

いずれにせよ、本人たちだけでは悪化の一途を辿りますし、対応が遅れるほどに状況は深刻になります。しかし、事例を見て分かる通り、対応には専門的な知識や経験を要することは、明らか。支援チームが介入することで、彼らが認知症という病気を抱えながらも、より良く生きる方法を支えられると良いです。

 

誤解が無いようにしたいのは、認知症になりながらも楽しそうに、元気に生きている方はたくさん見えるということです。認知症を不幸な出来事にしないように、たとえ、認知症になったとしても大丈夫だと思える環境・仕組み作りが必要です。

 

 

今回の勉強会では、12月議会の討論で詰め切れなかった部分も学べました。

議会で一度触れただけで終わらずに、チーム発足後の経過と結果を引き続き見て、行政と共に改善のアイデアを探っていきます。

 


認知症施策は、まさに専門家としての腕の見せ所!

私が議員に選ばれた役目でもあるので、頑張ります。

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しち おう/志智 央
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目指すは、子どもに優しい講演会

1月21日に講演会を行なう。

そのための準備に追われている。

どれだけの人が来てくれるか分からない。たとえ、参加者が一人であったとしても、来てくれたことを後悔させないような、良いものを作りたい。

 

講演会を告知した後、「子連れでの参加は可能か?」と質問を頂いた。

 

大歓迎!!です!

 

私は、子どもとの接点が少ない環境で育ったので、あたふたすると思いますが、

私の周りの得意な人が、なんとかしてくれると思っています。

 

はい。華麗に丸投げしています。

 

 

もしかしたら、子どもが泣きじゃくって、話が止まって、うまくいかないかもしれない。でも、もし、子どもが参加しやすい場を作ることができたら、それは素敵なこと。

議会とか、行政とか、子どもや子育て世代が参加しにくいと思われる場でも、

別に参加したって大丈夫だ!って分かる。そうだと言えるようになる。

 

そして、子育て世代の声を聞く機会が増すのは、私にとっても、市にとっても良いことだ。議会はまだ子連れでの参加はおろか、若い人が参加しにくい環境にあるから、まずは自分の講演会の中で、彼らが参加しやすい環境作りを目指したいと思っています。

 

今まで議員と接点のなかった世代に話を聞いてほしいですし、彼らが参加しやすい場所を一緒に作っていきたいです。

 

(会場の設営上、子どもが居づらいなどの問題があるかもしれません。その点は申し訳ないです。子どもが楽しい!と思えるような雰囲気の貸しスペースがあれば教えて下さい)

 

 

私たちにしか出来ないことをやっていきましょう。

よろしくお願いします。

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2周年講演会

1月21日 10:00〜11:30

稲沢市勤労福祉会館 2階